[選手権予選]東邦が決勝進出、堅守速攻で東海学園を撃破:愛知

ゲキサカ / 2014年11月9日 6時40分

[選手権予選]東邦が決勝進出、堅守速攻で東海学園を撃破:愛知

[11.8 全国高校選手権愛知県予選準決勝 東邦高 1-0 東海学園高 瑞穂公園陸上競技場]

 第93回全国高校サッカー選手権の愛知県予選が8日に瑞穂公園陸上競技場で行われ、第1試合では東邦高が1-0で東海学園高を下した。東邦は、今夏の高校総体でも愛知県予選1位として全国大会に出場。夏冬連続の県大会制覇まであと1勝と迫った。

 しかし、準決勝は東邦にとって苦しいゲームだった。試合は、東海学園のペースで進んでいたからだ。前半12分、東海学園はMF光崎伸の縦パスにFW加藤大貴が抜け出し、滑りながら流し込むようにシュート。惜しくもゴール右に外れたが、2年生コンビで最初の決定機を作った。さらに前半13分、右サイドからMF渡辺柊斗とMF城純輝が連係プレーを見せ、最後は光崎がミドルシュート。前半17分にはクイックリスタートから左を崩してFW森山巽貴がシュートと立て続けに攻め込んだ。

 しかし、前半28分に森山が抜け出してGKと1対1になった最大のチャンスは、シュートコースを狭めて来た相手GKに阻まれた。東邦は前線への放り込みやアーリークロスからチャンスをうかがったが、前後の選手の距離感が遠く、サポートがないために前線が孤立。まったくと言って良いほどチャンスを作ることができなかった。東邦を率いる横井由弦監督は「ここまでの試合内容から考えて、少し押し込まれるのは仕方がないと選手に話した。ただ、私が思った以上に選手が消極的で受け身になって引いてしまった。ハーフタイムには、『本来のように前から行っていいよ」と言った。やり方を変えたというよりは、意識を変えたのだけど、ここまで変わるならもっと早く変えれば良かった」とペースをつかめなかった前半を振り返って苦笑いを浮かべた。

 指揮官の言葉どおり、前半をしのぎ切った東邦は、後半は前線から圧力をかけて逆襲に出た。前線から積極的に相手ボールを追いかけ、奪われても高い位置で奪い返すことで攻撃の機会が増加。後半2分、右中間でボールを受けたFW西村雄生がヒールキックでパスを出すと、走り込んだFW鈴木大嗣が後方から相手に倒された。しかし、西村はシミュレーションと判定されて警告。絶好の得点機だったが、物にできなかった。

 それでも東邦の勢いは止まらず、後半4分には左サイドで鈴木、途中出場のMF齋藤晃一、西村とつなぎ、右へ振ってMF澤田奨平のクロスに西村が合わせるなどチャンスを作り出した。さらに後半13分、澤田のクロスを中央で競り合ってそのまま逆サイドへ流れたボールを齋藤がシュート。そして後半19分、最前線でボールを受けた鈴木が相手と競り合いながら前方へパスを送ると、抜け出した西村がゴールを狙い澄ましてシュートを決め、先制点を奪った。西村は「いつものパターン。大嗣は、あれが持ち味。つぶれてくれたところを僕がワンタッチで抜け出す。前半は相手ペースで(前線に)ほとんどボールが来なくてヤバイかなと思った。でも、後半は前から行こうという話になって、この時間に点を取らないといけないと思っていた。(スタンドに向かって走った瞬間は)最高だった。サッカーをやっていて良かったと思った」とゴールの手ごたえを語った。

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