[選手権予選]“広島3強”のうち2校撃破!如水館が初の決勝進出!

ゲキサカ / 2014年11月11日 23時32分

[選手権予選]“広島3強”のうち2校撃破!如水館が初の決勝進出!

[11.9 全国高校選手権広島県予選準決勝 如水館高 1-0 広島観音高 広島広域公園第一球技場]

 第93回全国高校サッカー選手権広島県予選準決勝が9日に行われ、如水館高が1-0で広島観音高に勝利。広島皆実高と戦う16日の決勝に駒を進めた。

 ノーシードから1次トーナメント、2次リーグを勝ち上がり、決勝トーナメントに入って準々決勝で瀬戸内高を下した如水館が、広島観音にも勝利。優勝候補の一角に挙げられていた両校を連破し、初めての決勝進出を果たした。

 スコアが動いたのは立ち上がりの前半9分。如水館は右CKをMF島谷駿希が蹴ると、ゴール前でキャッチしようとした広島観音GK中髪啓介(3年)がファンブル。後方にこぼしたところにFW畠中雄大が飛び込んで押し込んだが、先にゴールラインを割っており、オウンゴールで先制点となった。

 思わぬ形で均衡を破った如水館だが、山口博毅監督は「早く取り過ぎて怖いな、と思っていた」という。その後はショートパスやロングパス、ドリブルなどを多彩に織り交ぜて攻め込んでくる広島観音に押され気味となったが、粘り強く体を張り、球際の競り合いでも譲らない激しい守備で対抗。追加点こそ奪えなかったものの、1-0のリードで前半を終えた。

 後半は、パスの正確性が増して敵陣に攻め込む回数が増えた広島観音が、MF山本誠也(3年)、FW浅田敬太朗(3年)の突破力などを活かし、前半以上の迫力でゴールに迫る。しかし如水館は、後半半ばを過ぎても個々の運動量が落ちず、集中力も持続。攻撃は思うように敵陣までボールを運べず、プレーには粗さも目立ったものの、「新チームになってから、選手たちには『お前たちはチームワーク、粘り、運動量、まとまりなどを持っている』と言いながらチーム作りをしてきた」と語る山口監督の狙いを忠実に表現する選手たちは、最後まで愚直にボールを追い続けて広島観音の前に立ちはだかり、そのまま1-0で試合終了のホイッスルを聞いた。

 近年の広島県は、広島皆実、広島観音、瀬戸内が“3強”として高校サッカー界をリードしているが、そのうちの2校を続けて倒し、周囲の予想を上回る決勝進出を果たした。最後の関門となる広島皆実は、昨年度の高校総体予選と選手権予選、今年度の高校総体予選と、2年間で3回敗れており、最高の舞台で『四度目の正直』に挑む。

 高校総体も含めても初めてとなる全国大会まで、あと1勝。如水館サッカー部の歴史を塗り替えるための戦いへ、山口監督は「強い広島皆実との対戦で、すごくやりがいを感じています。ウチの良さである、頑張れるところを全面に出せれば」と語り、決意を新たにしていた。

[写真]試合後、チームメートとたちともに喜びを分かち合う如水館イレブン

(取材・文 石倉利英)▼関連リンク
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