[選手権予選]「この大会はチャレンジャー」全国総体8強の海星、悲願の舞台へあと1勝:長崎

　夏の王者・海星は3試合連続無失点で堂々の決勝進出。夏冬連続全国へあと1勝としたが、濱口監督は「この大会はチャレンジャーですから」と強調する。全国総体は94年の初出場以降5度の全国大会出場を果たしているが、選手権の全国大会出場は海星中時代の1938年が最後。その中で悲願の選手権全国大会出場を果たし、選手たちが目標に掲げる日本一を達成することができるか。平野は「このチームができ上がって自分たちの目標に掲げたのが日本一で、インターハイで結構近づけたんですけど、他のチームとの差を見せつけられたので。そこで自分たちが練習からもっとやっていかないといけないと感じたので、みんなで声かけたりしながらやってきた。次は日本一取れるようにやっていきたい」。全国総体では大津高との準々決勝を0-5で落とし、「ああいうレベルを相手にしたときの守備は勉強になったと思います。ああいうところで凌げないと勝てない」(濱口監督)と学んできた。大敗から学んできたものを表現して目標に近づくためにも、長崎総科大附との決勝で負ける訳にはいかない。

[写真]相川(15番)の決勝ゴールを喜ぶ海星イレブン

(取材・文　吉田太郎)▼関連リンク
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