[選手権予選]無冠のままでは終われない、「最低でも優勝」の鹿児島城西が準々決勝突破:鹿児島
ゲキサカ / 2014年11月13日 19時41分
すると、鹿児島城西は36分にも江崎のスルーパスを引き出した岩元がゴールを破って2-0と突き放した。後半、メンバーを入れ替えながらも攻め続ける鹿児島城西は21分に交代出場のMF中村亮(3年)が右足ミドルを叩き込んで3-0。バイタルエリアで前を向く回数が増加した松陽も濱上やMF原田樹音(3年)のスルーパスで背後をとりかけるが、鹿児島城西はスピードと対人での強さを発揮する上夷が決定的なシュートを打たせない。また出足良くPAへのボールに対応したGK下野和哉(2年)や両SBを務めた徳田勇人(3年)、CB東郷大志郎(3年)といったDF陣もゴール前で隙を見せず、3試合連続での完封勝利で8強進出を果たした。
大塚が「伸び伸びやったり、乗ってきたらみんないいものを持っている」と語り、岩元が「乗ったら強いなというのがあります」と自信を持つように勢いに乗った時の強さはライバルたちも手をつけられないほどだ。ただ、それを引き出すためにもまずはこれまで通りしっかりと相手を無失点に封じ、自分たちのやるべきことを徹底していくこと。大塚は「パスひとつだったり、小さなことが大事になってくる。細かいところからしっかりやっていきたい」。準決勝は鹿児島城西が総体予選で敗れている鹿児島実を破った樟南。宿敵・鹿児島実との対戦を想定していたチームだが、すでに切り替えている。どこが来ても、優勝のためにハードワークと守備の強度、サイドからの崩しなどやるべきことを徹底して撃ち下すだけだ。
[写真]前半27分、福丸(右から2人目)のゴールを喜ぶ鹿児島城西イレブン
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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