長谷部がビデオ研究する理想のアンカーはシャビ・アロンソ

ゲキサカ / 2014年11月15日 13時50分

長谷部がビデオ研究する理想のアンカーはシャビ・アロンソ

 6-0の大勝から一夜明けた愛知県豊田市、大勢の子供たちにサインをしてから引き揚げてきたMF長谷部誠(フランクフルト)は「勝ったので心地よい疲れがある」と笑みを浮かべた。

 ホンジュラス戦を終えた昨夜は数人の選手とミニ反省会を開いた。「昨日は相手の攻撃のクオリティーがあまり高くなかったので、崩される場面はそこまでなかったけど、ブラジルと対戦するとこうはいかない。例えばサイドのFWは昨日のようには攻め残りはできないと思う。強い相手に対しては臨機応変にやっていかないといけない」と兜の緒を締める。

 初めてプレーしたアンカーのポジションに関しては、攻守においてまだまだ改善点があると感じているようだ。

「攻撃に関して言えば、組み立ての部分でDFラインに入る回数が多くなってしまったので、もっと中盤の位置でボールをもらったり、DFラインの位置でボールを受けてもドリブルで上がったり、いろいろなバリエーションを出せればいい。守備ではもっと高いレベルのチームとやったときの手応えをつかみたい」

 今回、経験のないアンカーとして先発するのに際して参考にしたビデオがある。今夏、レアル・マドリードから電撃的にバイエルンに移籍し、圧倒的な存在感を見せているMFシャビ・アロンソだ。広い視野と的確な戦術眼から繰り出すパスは正確で、その数も図抜けている。

「アンカーのイメージがあまり分からなかったので、試合前にシャビ・アロンソのプレー集を見てイメージを沸かせたりしていた」と明かした長谷部は、「理想とするのはシャビ・アロンソとかアンドレア・ピルロとか。ゲームを組み立てられて、なおかつ彼ら以上の守備力があればパーフェクトだと思う」と、さらに高みを目指していることを付け加えるのも忘れなかった。

 アジア杯まで残る試合はオーストラリアとの一戦のみ。「昨日はメンバー同士が慣れていたというのもある。ただ、あの中にもう1人、2人、若い選手がいても同じゲームができたと思う。互いに良い競争をして成長していきたい」。長谷部の次のステージが目の前に広がっている。

(取材・文 矢内由美子)

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