[MOM1227]高川学園FW梅田魁人(2年)_「大事な試合でゴールを決めてくれる」持ち味発揮の先制弾
ゲキサカ / 2014年11月17日 8時25分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.16 全国高校選手権山口県予選決勝 高川学園高 3-0 聖光高 維新百年記念公園陸上競技場]
前半25分、相手ゴール前でピンボールのようにボールが行き来する中でも、高川学園高FW梅田魁人(2年)は冷静に状況を見ていた。右サイドから伊石祐也(1年)がシュートを放つ直前、「伊石がシュートを打つと思って、右足で振り抜くのなら、ファーサイドに来る」と予測して、逆サイドのポスト側へ。「そのあたりで待っていれば、と思っていたら良いボールが来たので、触るだけだった」と振り返るワンタッチシュートを決めた。
江本孝監督が「ポストプレーや、スルーパスで抜け出すプレーもできるし、泥臭いプレーもできる」といった面に加えて、持ち味として挙げるのが「大事な試合でゴールを決めてくれる」と評する勝負強さだ。夏の全国高校総体予選決勝の西京高戦では2得点で3-1の勝利に貢献し、全国1回戦の成立学園高(東京)戦では、1-0の勝利に導く決勝点を挙げている。
本人は今回の予選を「準決勝など、それまでは全然チームに貢献できていなかった」と振り返る。それでも、この日の先制点は、流れを引き寄せる貴重なもの。「チームに助けられて、最後にゴールを決めることができてよかった」と周囲への感謝を口にした。
予選前にはサガン鳥栖の練習に参加して刺激を受け、「パススピードやプレッシャーの速さがプロだな、と思った。チームに帰ってからも、その経験を活かしてプレーしています」という。来る選手権に向けては「全国大会は(高校総体で)一度経験したので、自信を持って自分たちのサッカーをしたい」と語り、大舞台でのさらなる活躍を期していた。
[写真]前半25分、先制ゴールを喜ぶ高川学園・梅田(左)
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