[関東1部]王者・専修大が4連覇の快挙達成!名門・筑波大は初の2部降格に・・・:第22節
ゲキサカ / 2014年11月19日 13時19分
JR東日本カップ2014
第88回関東大学サッカーリーグ戦1部リーグ
JR東日本カップ2014第88回関東大学サッカーリーグ戦1部は15日と16日、最終節を行い、専修大が4連覇を達成した。
首位・専大と2位・明治大(専大と得失点差10)が勝ち点44、3位・順天堂大が勝ち点43で迎えた最終節では、まず15日に明大がFW藤本佳希(3年=済美高)とMF石原幸治(4年=市立船橋高)のゴールによって国士舘大に2-1で勝利。専大が優勝するためには、翌16日の順大戦で勝たなければならなくなった。だが専大は、順大戦に勝って優勝を決める。まずは前半19分にFW山川翔也(3年=新潟西高)が頭でつないだボールを得点ランキング首位のFW前澤甲気(4年=清水商高)が右足で先制ゴール。全日本大学選抜GK福島春樹(3年=静岡学園高)のビッグセーブによってリードを守った専大は、後半にも全日本大学選抜MF北出雄星(3年=三菱養和SCユース)と山川が加点して3-0で勝った。専大の4連覇は55年から58年に早稲田大が達成して以来となる快挙。エースFW仲川輝人(4年=川崎F U-18、横浜FM内定)が10月に今季絶望の大怪我を負う中、専大の前線で大車輪の働きを見せた前澤がMVPに選出された。
残留争いはドラマティックな幕切れとなった。勝ち点18で並ぶ10位・筑波大と11位・中央大との一戦は、前半11分に筑波大が相手オウンゴールによって先制。対する中大は後半23分にFW砂川優太郎(4年=広島ユース)のアシストからDF鴨池陽希(1年=F東京U-18)が同点ヘッドを決める。そして中大は後半アディショナルタイム、鴨池のアシストからFW矢島輝一(1年=F東京U-18)が決勝ヘッドを決めて2-1で逆転勝ちした。10位へ浮上した中大の1部残留が決定。一方、優勝14回の名門・筑波大は史上初となる2部降格が決まった。先に行われた筑波大対中大戦の結果によって、残留が決まった9位の桐蔭横浜大はFW鈴木国友(1年=相洋高)とMF西巻広直(4年=栃木ユース)のゴールによって12位・東京国際大を2-0で下した。
全日本大学選手権出場権を懸けた5位争いは、5位・国士大を勝ち点1差で追う6位・駒澤大がFW板倉直紀(4年=千葉U-18)の勝ち越しPKなど2度のリードを奪いながらも、総理大臣杯全日本大学トーナメント優勝の流通経済大に2度追いつかれて2-2で引き分け。国士大が5位を確定させて全国大会出場を決めた。また、MF増田湧介主将(4年=清水東高)の決勝ゴールによって4位・早稲田大に1-0で勝った慶應義塾大が7位から6位へ浮上し、全国大会出場を懸けたプレーオフへ進出。駒大は7位に後退して全国大会出場への望みが断たれた。
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