日本vsオーストラリア 試合後のアギーレ監督会見要旨
ゲキサカ / 2014年11月19日 7時5分
―今後も基本のフォーメーションはアンカーを置く形なのか? 今回、ベテランを招集したのは若手が伸び悩んでいるということなのか?
「ゲームプランはあらゆる視点から組み立てる。ゲームプランを組み立てるために、複数のポジションでプレーできる選手を呼んでいる。私は年齢ではなく、質で呼んでいる。ベテランが勝つ、若手が勝つということでなく、日本代表が一つのチームとして全員で勝つ。ベテランと呼ばれる選手がプレーするゲームもあれば、若い選手が出るゲームもある」
―基本はアンカーを置く形か?
「そこはあまり重要なポイントではない」
―アジア杯に向けたメンバーは固まったか? そのメンバーで優勝できる手応えは?
「我々はこの6試合を利用してチームにコンセプトを与えてきた。選手は38人から40人招集した。まず早い段階で(予備登録の)50人のリストを作成しないといけないが、それはだいたい決まっている。8月に来日した当初からアジア杯は勝たないといけない大会だと言い続けてきたが、それは変わっていない。私もそういうメンタリティーでいるし、選手たちもそういうふうに考えてくれている。だれがプレーしても、どういう形でプレーしても、そういう気持ちで臨む」
―前半の立ち上がりはオーストラリアが右サイドから攻め込んできたが、武藤の守備に問題があったか?
「武藤と(本田)圭佑であっても、乾と圭佑であっても守備の仕事は一緒だった。パスコースを消して、相手のサイドバックにプレッシャーをかける。サイドバックが上がってくれば、それに付いて行ってクロスを阻止する。武藤であっても乾であっても圭佑であっても、他の選手がプレーしても、そういうディフェンスのタスクがある。オーストラリアは前からプレッシャーをかけてきていたので、日本があまりボールを持てなかったイメージがあるかもしれないが、相手のチャンスもヘディングの一回だけだった」
―武藤と本田の守備には満足しているか?
「満足している。2人ともしっかり下がって守備を手伝っていた」
―就任して6試合が終わったが、チームづくりは予定どおり進んでいるか? 岡崎の評価は?
「この6試合の中でこのチームはプレーの形、激しさ、コンセプトを習得してきた。前進している。計画どおりだと言える。ブラジル戦までは我々にとって非常に有用な試合だった。選手たちの行動やたくさんの点を見ることができた。
岡崎はナチュラルなストライカーだと思う。彼は生まれ持ったストライカーの素質を使い、常に戦い続けている。毎試合、彼のところにチャンスが訪れ、今日の試合ではそれを決めることができた。だれが点を取ってもチームが勝つことが重要だ。他の選手が点を取っても、岡崎も私も喜ぶ」
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