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「来年に向けてどれだけ出来るかを示したい」横浜FMが神戸に競り勝つ

ゲキサカ / 2014年11月22日 16時51分

[11.22 J1第32節 神戸1-2横浜FM ノエスタ]

 横浜F・マリノスが敵地でヴィッセル神戸を2-1で下した。横浜FMは3試合ぶりの白星。神戸は今季初のリーグ2連敗となった。

 先制は横浜FM。前半24分、左サイドからMF齋藤学がクロスを入れると、FW伊藤翔が体ごと押し込み、試合を動かす。しかし同38分に神戸はDF増川隆洋のロングフィードにFW小川慶治朗が反応。DF中澤佑二のクリアミスもあり裏に抜けると、最後は気持ちで押し込み、同点に追いついた。

 だが横浜FMは後半8分、流れるような展開から追加点を奪う。右サイドで齋藤からMF藤本淳吾にボールが出ると、藤本は狙い澄ましたクロスをファーサイドに入れる。これに走り込んだのはMF兵藤慎剛。FW伊藤翔がニアに相手を引っ張ったこともあり、フリーの状態で頭を合わせることが出来た。

 兵藤は「翔がニアに相手を引っ張ってくれたので、ファーがガラ空きだった。自分は当てるだけだった。淳吾さんも含めてみんなのゴールかなと思います」と感謝。「残り2試合で来年に向けてどれだけ出来るかを示したい。最後の2試合をいい形で締めくくりたい」と力強く話した。

 対する神戸は今季初の連敗となった。中位が決定し、目標が立てづらい位置にいるが、前半戦善戦した今季を無駄にしないためにも、気を引き締め直したいところだ。
 
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