[プリンスリーグ関東]桐光学園、プレミアモードに切り替えて神奈川ダービー勝利
ゲキサカ / 2014年11月23日 7時53分
[11.22 高円宮杯プリンスリーグ関東第16節 横浜FMユース 0-1 桐光学園高 ニッパ球]
高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プリンスリーグ関東は22日に第16節第1日をニッパツ三ツ沢球技場で行い、4位の桐光学園高が1-0で7位の横浜F・マリノスユースを下した。今節を含めて、リーグは残り3試合。桐光学園は、全国高校選手権では県予選の初戦で姿を消したが、チームはプレミアリーグでの完全燃焼へと戦闘モードを切り替えている。3位以上に入り、プレミアリーグ参入戦の出場権を獲得することが目標だ。
試合は互角の立ち上がりとなったが、桐光学園は前半19分に右に開いた2年生MF安田光希が中央からのパスを受け、すかさず後方から駆け上がったMF有馬侑希にボールを預けると、ゴール前へ移動。有馬がドリブルで縦に運びながらタイミングを計って横パスを入れ、安田がダイレクトで合わせて先制点を奪った。
安田は「有馬君に預けておけば大丈夫。ボールが戻ってきたら、あとは触るだけだった」と10番を背負う有馬への絶大な信頼を明かしつつ、ゴールを喜んだ。桐光学園は、最終ラインでボールを回して落ち着いた攻撃を披露。追加点こそ奪えなかったものの、時折、速いサイドアタックで相手をけん制するなど、1点のリードを生かした試合展開を見せた。
一方の横浜FMは序盤に2年生FW和田昌士が、中盤以降は1年生FW渡辺力樹がドリブル突破でシュートチャンスを作ったが、ゴール前に入り込む人数が足りずに相手ゴール前をボールが何度も横断。思うようにシュートまで持ち込めなかった。終盤は横浜FMが相手を“セットプレー地獄”に追い込んだが、桐光学園は粘り強い守備で対抗。前半の1点を守り切って勝利を収めた。
桐光学園を率いる鈴木勝大監督は「一つひとつ積み重ねて行くだけ。選手権は初戦で負けてしまったので、今の状態まで持ってくるのは簡単ではなかった。内容は反省しなければいけないけど、今日の試合を結果に結び付けられたということは、彼らが人間的に成長したということではないかと思う。うちは、泥臭く戦わなければ勝負にならない。最後の最後まで集中力を切らさずにやるというコンセプトを体現してくれた」と選手を労った。桐光学園は昨季、プレミアリーグEASTで1年戦った経験がある。再び最上位のリーグへ戻れるか。「粘る桐光」の挑戦は続く。
[写真]前半18分、先制点を挙げた桐光学園MF安田
(取材・文 平野貴也)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
水沼宏太と喜田拓也から学んだ「昇格組」が繋げていくトリコロールの未来。横浜FMユースMF望月耕平はルーキーイヤーからレギュラー獲りを果敢に狙う!
ゲキサカ / 2024年10月15日 18時35分
-
[MOM4859]桐生一FW高裕徳(1年)_「下から上を倒すっていうチームが自分は好き」という理由で群馬へ。U-15代表歴持つ1年生が初先発で先制ゴール!
ゲキサカ / 2024年10月13日 9時18分
-
上手くて戦う集団に。トップの強さからも学ぶ町田ユースが都1部制覇とプリンス関東昇格へ大きな1-0勝利
ゲキサカ / 2024年10月8日 21時48分
-
見え始めてきた頂の景色にも慢心の兆しは微塵もなし。横浜FCユースは川崎F U-18との『神奈川ダービー』を制してプレミアEAST首位を堂々快走中!
ゲキサカ / 2024年10月8日 19時3分
-
負傷から復帰のエース安原知希が復活弾!聖和学園が13年ぶり2回目のプレミアプレーオフ出場決定
ゲキサカ / 2024年10月5日 23時13分
ランキング
-
1大谷翔平の走塁ミスをロバーツ監督が非難 異例の苦言に米メディア騒然
東スポWEB / 2024年10月19日 10時45分
-
2最下位の鳥栖、J2降格が決定 2012年に昇格後初めて…監督交代、主力移籍“草刈り場”の苦境1年
FOOTBALL ZONE / 2024年10月19日 17時4分
-
3珍しい大谷翔平への“苦言”「言い訳できない」 指揮官は試合前絶賛も…常勝軍団の洗礼
Full-Count / 2024年10月19日 11時22分
-
4ゴールまであと10mで悲劇「見ていて辛く」「涙が出てしまい…」X悲痛 箱根駅伝予選会、東海大は落選
THE ANSWER / 2024年10月19日 18時40分
-
5巨人 35歳・坂本が見せた魂のヘッスラ2連発で待望1勝 流れは確実に変わった!
スポニチアネックス / 2024年10月19日 20時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください