反人種差別委員会アドバイザーは擁護「バロテッリはまだ子供」
ゲキサカ / 2014年12月3日 12時25分
イタリアサッカー連盟(FIGC)の反人種差別委員会アドバイザーを務めるフィオナ・メイ氏が、写真投稿アプリ『インスタグラム』への投稿が問題となっているFWマリオ・バロテッリについて、「まだ十分に成長できていない子供なだけ」とコメントした。『BBC』が伝えている。
バロテッリは『インスタグラム』に自身の愛称でもあるゲームキャラクターの「スーパーマリオ」の画像を投稿。そして「マリオのようになれ。彼はイタリアの配管工であり、日本人によって作られ、英語を話し、メキシコ人のような見た目だ。黒人のようにジャンプして、ユダヤ人のようにコインをつかむんだ」などとメッセージを添えた。そして文末の「黒人のようにジャンプして、ユダヤ人のようにコインをつかむんだ」という部分が、人種差別発言だと疑われてしまった。
投稿はすでに削除されており、バロテッリ自身もツイッターで事態の鎮静化を図ったが、イングランドサッカー協会(FA)は調査に乗り出す考えを示唆。波紋は大きく広がっている。
ただメイ氏は以下のように話し、バロテッリを擁護している。
「彼は落ち着いてサッカーに集中すべきだわ。本当は彼と一緒にランチに行きたいと思っている。必要なら私が奢ってもいい。そして彼がどのような人なのかを理解したいの。だって彼はただの子どもよ。まだ十分に成長できていないだけなのよ」
「私が思うに、マリオはとても純粋な人物で、思ったことはなんでも口にしてしまうの。ただの子どもね。残念なことに、彼がやることや喋ることはすべて大げさに受け取られてしまう。それはとても悲しいことよ。マリオにとって悪い結末にならないといいのだけれど」
メイ氏は走り幅跳びの選手として3度のオリンピックに出場。アトランタ五輪とシドニー五輪では銀メダルを獲得している。もともとはイギリス出身だが、現在はイタリア国籍を取得。今夏よりFIGCの反人種差別委員会のトップに就いている。
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