フットサル日本代表、千葉合宿を終える ミゲル監督「感触は良かった」
ゲキサカ / 2014年12月3日 15時59分
フットサル日本代表は3日、千葉合宿最終日を迎え、午前10時10分からポートアリーナでトレーニングを行った。約2時間の練習を終えて、ミゲル・ロドリゴ監督は「新しい選手も入りましたが、アジア選手権を経験したメンバーが再集合するのは久しぶり。そのことを含めても、感触は良かったです」と、合宿3日間のトレーニングキャンプを総括した。
合宿の最終日も、ストレッチ、ピッチ全面を使った制限付きのボール回しという約50分のウォーミングアップでスタート。その後、FPを3つのグループに分けて、ゲーム形式で細かな約束事を確認した。DFの姿勢、陣形に応じたボールの運び方、プレス回避の仕方などの確認に加えて、フィクソが常に最後尾に残るのではなく、押し上げて行くことで、攻撃のオプションを増やす動きなども取り入れるような指示も監督からは送られていた。
以下、チーム分け
黄 森岡薫、滝田学、西谷良介、仁部屋和弘、
青 渡邉知晃、小曽戸允哉、皆本晃、吉川智貴、加藤竜馬
赤 星翔太、中村友亮、前純内マティアス・エルナン、佐藤亮、室田祐希
今回の合宿でミゲル監督は、チームのベースとなる戦術確認に加えて、これまで以上に細かく一つひとつのプレーに指示を出す場面もあった。その理由について、スペイン人監督は「何人かの若い選手には、僕らのチームでやろうとしている基本的なところを教える必要のあるシーンがあったので、ポイント、ポイントで止めてやっていました。それ以外の細かいところは、よりディテールに踏み込んだところに取り組みました。ただ、それらは一度もやっていないことではありません。各選手、それぞれのクラブでやってきたものがあったので、ここで代表の戦い方を再起させるという狙いです」と、2週間後のクロアチア戦に向けた準備であったと説明した。
フットサル日本代表は、18日、20日にクロアチア代表と親善試合を行い、2014年の活動を終えることとなる。
(取材・文 河合拓)
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