4年ぶりJ1昇格弾の山形FW山崎「みんなの気持ちが乗り移ったゴール」

ゲキサカ / 2014年12月7日 22時47分

4年ぶりJ1昇格弾の山形FW山崎「みんなの気持ちが乗り移ったゴール」

[12.7 J1昇格PO決勝 千葉0-1山形 味スタ]

 攻撃の核であるFWディエゴがベンチを温める中、モンテディオ山形は前半37分に虎の子の1点を奪うと、ジェフユナイテッド千葉の反撃に耐え抜いた。そしてタイムアップの瞬間、4年ぶりのJ1昇格が決まった。

「キャンプからディエゴ中心のチームでやっていましたし、この大舞台でディエゴを欠くのは、シャドーの自分にも間違いなく不安はありました。ディエゴ中心のチームづくりというか、ディエゴがチームのためにやってくれた部分もかなり大きかったので」と、決勝点を挙げたFW山崎雅人は吐露し、「ディエゴの分も頑張ろうという気持ちが強かったです」と続けた。

 プレーオフ準決勝のアディショナルタイム、CKからGK山岸範宏の劇的なヘディングシュートで決勝進出を決めていた山形は、この試合も再びCKの流れから決勝点を挙げた。得点シーン、MF宮阪政樹が左サイドからCKを蹴る。ボールは直接ゴールに飛んだが、GK高木駿がパンチングで跳ね返す。これを再び拾った宮阪が、中央に放り込むと、山崎がDF山口慶に競り勝ち、ヘッドでゴールネットを揺らした。

「前で誰かが競ってくれて、自分は敵がいないことは分かっていたので。コースを狙って、落ち着いてヘディングでゴールができて良かったです。(ゴールは)嬉しかったというか、先制点が本当に大事になると思っていたので。チームみんなの気持ちが乗り移ったゴールだったと思います」と、山崎は自身が挙げた決勝点を振り返った。

 山崎は、山形が以前にJ1にいたときよりも、「間違いなく、降格したときより強くなった」と言う。そして、「粘り強くなったし、点も取れるようになった。すべてにおいてレベルアップしていると思う」と、具体的に説明した。

 実際に、その力を計る舞台が残っている。13日に行われる天皇杯決勝で、山崎の古巣でもあるガンバ大阪と対戦するからだ。「このままのスタンスで、G大阪とどれだけやれるかを計りたい」と、山崎は目をギラつかせる。

「来季J1で戦うことが決まりましたが、G大阪はJ1でも2冠を達成しましたし、力のあるチームだと自分もよく分かっています。そういうチームを相手に、どれだけやれるかを計るにはちょうどいい舞台なので、アグレッシブにいつも通りやっていきたいです」

 リーグ後半戦、勢いに乗ってJ1昇格を決めた山形。G大阪の3冠を阻止すれば、アジアの舞台への扉も開くこととなる。この日、決勝点を挙げた山崎は「一泡吹かせたいですね」と、タイトルへの意欲をのぞかせた。

(取材・文 河合拓)▼関連リンク
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