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[大学選手権]仙台大が常葉大浜松との打ち合いを制し3年ぶり初戦突破

ゲキサカ / 2014年12月12日 11時54分

 チャンスを作りながらも活かせない時間が続く中、試合が動いたのは33分。DF山田満夫(2年=帯広北高)の縦パスから右サイドをFW川島章示(2年=柏U-18)が抜け出し、角度のない位置から低いクロスを展開。途中出場のMF秋葉侑思(4年=山形ユース)が右足で合わせて、3点目を獲得した。「今日は持ち味が出せなかった」(吉井監督)ものの、要所で勝負強さを発揮した仙台大が白星を手にし、2回戦に駒を進めることになった。

 サッカーを行う際にピッチに伝わる振動を電力に変える実験を行うなど研究者としての顔も持つ吉井監督が指揮官に就任したのは2010年。幸先良く、総理大臣杯でベスト4まで進出し、翌2011年のインカレで高知大に勝利したが、以降2年間は全国大会での白星から遠ざかっていた。今年は横浜FCや神戸でデータスタッフを務めた森本美行氏の協力をお願いし、情報で選手を後押しした他、Jでの指導経験も持つフィジカルコーチもチームに加わった。万全のサポート体制で掴んだ3年ぶりの白星に、「4年生たちは今年、本当に苦労したけど、最後でよくまとまってきた。昨日も『試合では何も出来ることは出来ないけど、勝たせてあげたいという気持ちは持っている』と声をかけた。本当に久々の勝利で本当に嬉しい」と吉井監督は破顔した。

(取材・文 森田将義)
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