[大学選手権]3点ビハインドから意地のPKも、岩教大は8強ならず
ゲキサカ / 2014年12月14日 21時38分
[12.14 大学選手権2回戦 早稲田大3-1岩教大 BMWス]
3点ビハインドから意地の1点を返したものの、北海道教育大学岩見沢校(以下、岩教大)は1-3で早稲田大に敗れ、準々決勝進出はならなかった。
プレーオフ枠からの本戦出場ながら、1回戦では東海地区第1代表の愛知学院大を3-1で撃破し、金星を挙げた岩教大。迎えた関東第4代表の早稲田大との一戦を「とにかく楽しみにしていた」という選手たちは、「自分たちの立ち位置がどのくらいなのか。自分たちのサッカーがどのくらいできるのか期待していた」というが、結果は3失点の敗戦だった。
とはいえ、終わってみれば3失点敗戦となったが、早稲田大に押し込まれる展開を強いられるなか、GK橋本周平(4年=八千代高)や主将のDF葛西大(4年=札幌U-18)ら守備陣が奮闘。攻めてはFW伊藤巧貴(4年=札幌西高)やFW近藤勝成(3年=札幌U-18)や途中出場のMF志田尚弘(2年=札幌第一高)らが果敢に仕掛けた。セットプレーとPKで失点し、捨て身で攻め込んだ時間帯にはカウンターで3失点目をダメ押しされた。それでも、諦めることなくパスをつなぎ、“岩教大らしさ”をみせるべく戦い抜いた。
3点のビハインドを負いながらも、最後まで下を向かずに戦い続けた岩教大。0-3で迎えた後半14分には、獲得したPKを伊藤が冷静に沈め、1-3と差を縮めた。伊藤の2戦連続弾で盛り上がったチームは、追加点を狙ったが、早稲田大の厳しいプレッシャーを前にシュートまで持ち込めず。そのまま試合は終了した。
試合後、岩教大の越山賢一監督は「試合が終わったら(ベンチへ)戻ってこれないくらい頑張れよ。と言ったんですが。みんな普通に戻ってきましたね」と奮闘した選手たちを見て冗談交じりに話した。「最後までよく頑張ってくれたと思う」とチームを労った指揮官は「今大会は北海道でやっているサッカーが全国でどのくらい通用するかという一つの試金石になった。これをどう活かしていくか」と先を見据えた。
(取材・文 片岡涼)▽関連リンク
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