ゴールに飢えている柿谷が後半ATに執念の1得点

ゲキサカ / 2014年12月15日 6時55分

[12.14 チャリティーマッチ 東北ドリームス12-8JAPANスターズ ユアスタ]

 純粋にサッカーを楽しんだ。そして、純粋に復興を願った。スイスリーグが中断期間に入ったことで帰国中のFW柿谷曜一朗(バーゼル)はJAPANスターズの一員として先発出場。FW武藤嘉紀(F東京)とのコンビプレーなどで立ち上がりから精力的な動きを見せ、スタジアムを盛り上げた。

 前半34分で一度ベンチに下がってテレビ中継用にインタビュー対応した。「疲れた。どっち(のチーム)もマジになるのが一番面白いと思うので、むっちゃ動いた。一人空回りした」。こぼすように言いながらも表情は実に明るい。JAPANスターズが東北ドリームスにリードを許している様子を見ると「むっちゃ出たい」とうずうずした様子で、試合終盤には再びピッチに立ち、後半アディショナルタイムに執念の1ゴールを決めた。

 出場が発表されたのは直前だった。「参加するかどうかと聞かれたとき、(バーゼルの活動)日程が分からず、すぐには返事できなかったけど、間に合うと分かったので、帰国してすぐに来た。出場した理由は、震災から時間が経ったけど、まだまだみんなの力が必要だと思っているから。その一つとして、サッカーで力になれればと思って参加した。少しの力かもしれないけど、こうやってみんなでサッカーして、みんなで笑ってということが力になればと思う。これからもどんどんやっていければなと思う」

 所属クラブで思うように出場機会を確保できていないのがつらいところだが、「スイスの生活には慣れた。良いサポートがあるので、サッカーに集中できている」と言う。「期待に応えられるよう、試合にたくさん出て、良いニュースを日本に届けたい」と話した柿谷。貪欲さはいささかも衰えていない。

(取材・文 矢内由美子)

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