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[プレミアリーグ参入戦]3年生の意地が生んだ延長V弾!清水桜が丘が瀬戸内振り切る!

ゲキサカ / 2014年12月15日 9時48分

 延長戦でもスコアが動かず、PK戦も見えた延長後半11分。清水桜が丘は相手陣内でクリアされそうになったボールを信末が身体を張ってブロック。右サイドにこぼれたボールを金山がゴール前に繋ぐと、待ち構えた大石が落ち着いて決めて、勝利を手繰り寄せた。

 寸での所で掴んだ得点は3年生たちが絡んだモノ。この大会にかける思いの強さが実った形だった。選手権予選の準々決勝で藤枝明誠高に敗れた直後は、目標としていた晴れ舞台を逃したショックが大きく、3年生の多くがサッカー部引退を口にしていた。しかし、プリンスリーグ東海では残して3試合を残して首位をキープ。「勝ち続ければプレミアにも行けるし、チームメートと少しでも長くサッカーができる。僕たちはこれまで3年間、一度も全国に行けなかった悔しさもあったし、最後にひとつタイトルを獲りたかった」(信末)と栄冠への欲望が再び彼らの闘志に火をつけた。終盤のプリンスリーグは3戦3勝。この日もPK戦までもつれかけながらも、強引に勝利を手繰り寄せたように”このままでは終われない”という思いは彼らを後押ししている。

「次のFC東京は個人個人のレベルも高いし、主導権を握ってくるチーム。今度は自分たちが主導権を握って、カウンターで狙う形になると思う。明日は勝っても負けても僕たちの最後のゲームになる。悔いが残らないように全力で戦いたい」。信末がそう話すように清水桜が丘で最後となる3年生のプレーに期待したい。

(取材・文 森田将義)▼関連リンク
2014プレミアリーグ

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