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アジア杯メンバー発表、アギーレ監督会見要旨

ゲキサカ / 2014年12月15日 18時5分

―中東勢との対戦がないままアジア杯に臨むが?
「相手が中東かどこかというより、自分たちが機能するかどうかが重要だ。私は相手には敬意を払わないといけないと思っている。しかし、自分たちを最もリスペクトするという形で、自分たちが機能するかどうかを求めていきたい。ウルグアイやブラジルと対戦できるのは非常に豪華なこと。その豪華な試合でチームとして成長することができたと思う。ニュージーランドのチーム(オークランド・シティ)との練習試合で最後の調整ができるので、我々のことを考えると、非常に良い形で大会に挑めると思う。この代表チームには相手チームを分析するスペシャリストもいる。その分析スタッフからデータはしっかり届いている。どういう相手と当たるのかは常に把握している。もちろん相手のことも考慮するが、自分たちのことを考えるのが一番重要だと思っている」

―システムは4-3-3を貫くのか? また、就任後初めて長い期間の活動となるが?
「まず複数のポジションをこなせる選手という基準で選んだ。GK以外はさまざまなポジション、さまざまなフォーメーションでプレーできると思う。チームの基本的な形は4-3-3。4-3-3というのは攻撃時に3-4-3に形を変えることができる。守備のときは4-1-4-1という形で守ることもできる。重要なのはシステムではなく、そのシステムにいる選手たちだ。

 長い合宿でやりたいことも、そういう部分だ。選手たちがさまざまな形で攻撃ができ、さまざまな形で守備ができるようにしたい。私は試合の途中でシステムを変えることもある。それは試合に負けないためであったり、試合に勝つためであったりする」

―これまで引いてくる相手に対してあまり試合をしていないが?
「アジアの中で日本は優勝候補であり、主役であると認識している。すでにオーストラリアと1試合戦っているし、ニュージーランドの似た特徴を持つチームともう一度対戦できる。3、4チームの優勝候補の中に日本も入っている。アジアの中で戦う準備はできていると思う」

―グループリーグを何位で突破し、トーナメントでどこと対戦するかなど、大会に優勝するまでどんなストーリーを考えているか?
「ストーリーはいいサッカーをプレーすること。グループリーグの3試合を勝つことができればいいと思うが、それは楽なことではない。プレーの内容がどんどん良くなっていくことを望んでいる。ベスト8、ベスト4、決勝と向かっていくが、パフォーマンスが上がっていけばと思う。W杯、コパ・アメリカ、ゴールドカップなど、これまでの私の経験によると、先にストーリーを描くとうまくいかないことがある」

―今までは夕方の練習が多かったが、今回は午前中の練習が多いが? 八百長疑惑を抱えたまま大会に臨むが、采配やチームマネジメントにマイナスはあるか?
「我々はチームにどういう負荷を与えるのかを考えながらトレーニングを組んでいる。最も良い状態で初戦に挑めるように組み立てている。気候、食事、練習着に至るまで、初戦でいいプレーができるように準備を進めている。

 そしてアジア杯で指揮を執ることに関して、私はスポーツの部分、競技の部分のみに集中して臨みたいと思っている」

(取材・文 西山紘平)
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