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[プレミアリーグ参入戦]ふたつの目標達成誓うF東京U-18、まずは「プレミア復帰」をクリア!!

ゲキサカ / 2014年12月20日 23時10分

 大石や信末を中心に勢いのある攻撃を見せていた清水桜が丘。1点奪い返していれば、さらに推進力を持って前に出ることができたかもしれない。だが、対人守備、空中戦の強さで会場を沸かせていた1年生DF岡崎と大西、高田の3年生コンビ中心に守るF東京ゴールをこじ開けることができない。また技術力の高い相手にボールを握られ、自陣深くまで押し返されてしまった清水桜が丘は最後まで1点を奪うことができなかった。

 さすがに東海王者の迫力ある攻撃に押し込まれるシーンもあったが、F東京はほぼ危なげのない戦いぶり。リスクを回避しながら終盤の決勝点によって1-0で勝利した徳島市立高との1回戦に続き、ゲームをコントロールして勝ち切る強さを見せた。佐藤監督は前日の1回戦終了後、「(今年のチームは)監督誰がやっていても勝てるんじゃないかなと。ドロンパ(の人形を)置いておいても勝てるチームに最終的にはなってくれと言っているので」と微笑んでいたが、この日も「前回の徳島市立戦は硬さがあったんですけど、基本的にはやるときはきっちりやれる選手たちなので、ボクが火をつけるよりも自分たちで勝手に火をつけてコミュニケーション取りながらゲームを進められる選手たちなので、そういう意味では自立している部分をきょうは発揮してくれたと思う。途中おかしくなりそうな時にボクが軌道修正するだけで本当にそういうチームになってきた」。指揮官が大きな信頼を寄せるほど自立したチームになっている。

 F東京が今年のシーズン当初に掲げた目標は日本一とプレミアリーグ昇格。この日目標をひとつ達成したが、20日にJユースカップ準決勝・G大阪ユース戦を控えるチームはすぐに切り替えてG大阪戦へ意識を傾けていた。大西は「(プレミアリーグ昇格は)本当に目標にしていたんで嬉しいですけど、しっかり切り替えてこの勢いであとふたつ勝って日本一になりたいです」と宣言。蓮川は「(今大会は)東京のサポーターの方も広島までわざわざ来てくれた。大阪にも来てくれると言ってくれているサポーターの方が多いので、サポーターの力も借りて最後2試合勝って、笑って、卒業したいですね」。この日、山をひとつ越えたF東京は、あと2勝を果たしてJユースカップ決勝が行われるヤンマースタジアム長居で最高の笑顔を見せる。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
2014プレミアリーグ

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