JFL時代から熊本を支えた矢野大輔が現役引退
ゲキサカ / 2014年12月17日 11時51分
ロアッソ熊本は17日、DF矢野大輔が今季限りで現役を引退すると発表した。
熊本県出身の矢野は、2003年に大津高からG大阪に入団。2005年に鳥栖に移ると、2007年からは地元熊本でプレー。当時はJFLだったチームを中心メンバーとして支えると、翌年のJ2昇格に貢献。J2リーグでは通算229試合出場。得点も11ゴールを記録した。
12年の現役生活にピリオドを打つ矢野は、以下のような長文メッセージを公式サイトに残している。
「現役生活12年、そのうち約8年半もの長い年月をロアッソと共に皆さんと共に歩んで参りました。突然の報告となりましたが、今シーズンをもって現役を引退することを決意いたしました。自分自身の気持ちとして現役続行の意思が強く、また怪我の回復具合も思うようには行かず調整が難しい状況となりました。発表の時期が遅れ、皆さんに直接ご報告できなかったことを非常に申し訳なく残念に思っています。正直悔いが残りました。しかし日々の葛藤の中で、自分の持ち味は『怪我をしないこと』であったという思いも同時にありました。そんな中で、たくさんの方々にお話を聞かせて頂き、色々なご意見のもと最終的には自分でこの決断を下しました。家族や友人、素晴らしいチームメイトに温かいファンの皆さんをはじめとする『ロアッソファミリー』と共に過ごし、同じ夢を追いかけた時間は、僕の一生の宝物になりました。
支援、サポートそして激励…今まで僕に関わって頂いた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。これからの第二の人生も「期待値を超えて」という言葉を胸に、郷土熊本のために力を尽くしていきたいと思っています。本当に長い間、熱い応援をありがとうございました」
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