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日本に無敗のクロアチア代表スタンコビッチ監督「結果よりも、内容が重要」

ゲキサカ / 2014年12月18日 10時6分

―日本と戦ううえで警戒することは?
「公式戦であれば、スコアを気にするだろう。ただ、明日は親善試合だから、結果はそれほど気にしない。それよりも、どんな試合をするかが重要だ。次の大会に向けてチームをつくっていくうえで、つながっていく発見を探したい」

―来日から2日目で初戦があり、その2日後には再び試合とスケジュールはハードだが?
「確かに大変だね。でも、親善試合だから問題ない。ミゲル監督は私の大事な友人だし、日本に来ることができてうれしい。できれば、今度は日本代表にもクロアチアに来てもらいたいね。日本の環境は素晴らしいし、プレーするために来ているから問題ないよ。公式な大きな大会であれば、このスケジュールは勘弁願いたいが、親善試合だからまったく問題ない」

―クロアチアでは、どれくらいフットサルが盛り上がっている?
「この数年で盛り上がってきているね。2012年に欧州選手権がクロアチアで開催され、そこで私たちは準決勝まで勝ち進んだからだ。2014年のベルギー大会でも、8強まで勝ち進んだ。そこでも前回大会優勝のスペインと引き分けるなど、結果を出して世界を驚かせた。それまでフットサルはそれほど人気があったわけではないけど、良い結果を出しているし、欧州のランキングでも16位から4位までジャンプアップした。私たちの国は人口450万人の小さな国だ。日本は東京だけでも、1300万人もいるだろう? その小さな国にとっては、十分な成果で、人気も出てきている。国内のリーグ戦には、年間10万人が観戦しに来ているし、イタリア代表との試合は2万人が集まったよ」

―クロアチアでは、子供たちはサッカーを始める?
「クロアチアはフットサルにもU-21代表、U-17代表、U-15代表がある。また、国内トップリーグに所属するすべてのクラブに、下部組織をつくることを義務付けている。だから、子供たちもフットサルをプレーする子供は多い。フットサルとサッカーの両方をプレーしている子もいるよ。でも、私は個人的な意見として、良い選手になるためには、最初はフットサルをプレーするべきだと思っている」

―監督自身は、フットサルとどうかかわってきた?
「私はスポーツ大学でサッカーとフットサルをプレーもしていた。それから、フットサルだけをプレーすることを選び、引退後にフットサルコーチを始めた。クラブの指揮を執って、5年連続でタイトルを獲得した。それが評価されてリビア代表の監督となり、アフリカ王者になり、2度アラビア王者にもなった。そこから、今度はクロアチア代表の監督になった。最初は欧州のランキングで24位だったが、今は4位になっている」

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