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[大学選手権]夏冬連覇へ王手!!「仲間を笑顔に…」流通経済大が4発勝利で初の決勝進出

ゲキサカ / 2014年12月18日 23時44分

 また、この日は守備陣も奮闘。ここまでの2試合では、いずれも失点していた守備陣だったが、鈴木主将を中心にびわこ大を完封。「1本もシュートを打たせない気持ち」(鈴木)で守り抜くと、今大会初の完封勝利を果たした。試合後、鈴木主将は「4年生だから『ラスト』の試合を頑張るというわけではなく、チームのために戦いたい」と強調。「チームの歴史を築くために。最後に仲間を笑わせてあげたいという気持ちで頑張りたいと思っている」と力を込めた。

 決勝戦の相手は関西学院大。今夏の総理大臣杯準決勝の再現となる。当時は0-0で迎えたPK戦の末にPK4-3で流通経済大が勝利しているが、中野監督は「0-0でPK戦だったので、まだ決着はついていない」と強調する。奇しくも決勝戦へ進んだ流通経済大と関西学院大は宿舎が同じ。中野監督と関西学院大の成山一郎監督は「この2チームが決勝のカードになるのでは」と話してきたといい、それが実現されることになった。悲願の優勝。そして夏・冬連覇へ。流通経済大が王手をかけた。

 一方、びわこ大は悔しい結果に終わった。流通経済大の13本を大きく下回る5本のシュートに終わると、4失点しての敗戦。前半立ち上がりは、MF熊田克斗(1年=立正大淞南)のドリブルから決定機を迎えるも決めきれず。熊田のループシュートがクロスバーを叩いた直後のプレーで失点。流れをつかみ損ねると、そのまま差を広げられ、後半はシュートを1本しか打てずに試合は終了。関西勢同士での決勝戦を目指したが、叶わなかった。

(取材・文 片岡涼)▽関連リンク
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