[選手権]注目校・開志学園JSC高のMF伊藤大貴主将「今年のチームワークの良さはずば抜けている」
ゲキサカ / 2014年12月22日 2時19分
全国高校選手権に初挑戦する注目校、開志学園JSC高(新潟)をけん引する存在がMF伊藤大貴主将(3年)だ。決して技術力が高い訳ではないが、その運動量と闘争心でチームを活気づけて勝利へと導く。全国大会では県予選同様に、宇治山田商高(三重)との初戦から真っ直ぐな姿勢で戦い、チームとともにひとつでも多くの白星を積み重ねる。
●MF伊藤大貴主将(3年)
―歴史を変える世代のキャプテン
「去年のキャプテンの人が素晴らしい人だった。自分はそこまで行けないなと思っていたので。でも、この学年の良さは仲の良さだと思ったので、その良さを引き出せるように週1回、監督、コーチなしでミーティングを行ったり、そういうことをしてチームの良さを引き出そうと思いました」
―そして夏冬2冠
「でも夏獲った時は嬉しいと思いましたけれど、冬は今年は獲らなければいけないという思いが強かったので、獲れて安心しました」
―その自信はどうやって身に着いた
「(コーチ陣が)『今年のチームは新潟県内でもずば抜けて強い』と言い続けてくれたので、とても自信を持って試合に臨むことができました。タレントはそんなに揃っていないかもしれないけれど、今年のチームワークの良さはずば抜けていると思うので、それを見て言ってくれたと思います。全員で守って全員で攻撃する。それが一番の強みだと思っています」
―地元を離れ、3年間、開志学園JSCで成長した
「ここの学校に来て良かったと思います。インターハイ、選手権出るためにこの学校へ来て、自分たちの代で出れたのはとても大きな収穫だと思います」
―チームメートとは寮生活でも一緒。普段からずっとサッカーの話をしている?
「ふざけた話もいろいろしますね。風呂とか同じポジションのヤツと一緒になったら、『ここ、こうしたらいいんじゃない?』と話したり、そういうところは言い合います」
―練習時間も長いけれど
「嬉しいです。これだけサッカーできて。この環境を求めてきたので」
―きょう着用していたスパイクの感想を
「パティーク11プロを履いたんですけど、履き心地が良くて、足のフィット感が全然違いました。普段はリーサルゾーンを履いています。リーサルゾーンはポイントがちょっと違ったので、こっちの方が止まりやすかったです。雪の中でもあまり滑らなかった。外の部分がキュッとフィットしていて足がぶれないので凄く蹴りやすかったです。自分はチームのために、と言うところ。走ったり、相手の攻撃の芽を潰したり、足がブレなかったらもっと自分はいいプレーができると思うので、そういうところを見て欲しいです」
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