フットサル日本女子は台湾に逆転勝利で国内初ゲームを白星で飾る
ゲキサカ / 2014年12月20日 18時3分
[12.20 親善試合 フットサル日本女子3-1フットサル台湾女子 グリーンアリーナ神戸]
フットサル日本女子代表は20日、国際親善試合を初めて日本国内で行い、フットサル台湾女子代表と対戦した。前半2分に失点した日本は、前半を1点ビハインドのまま折り返した。後半に入り、固さの取れた日本は、2分のFP藤田靖香のゴールで追いつくと、その後に2ゴールを追加。3-1で国内初戦を勝利で飾っている。
試合は開始早々に動く。動きの固い日本は、前半2分に左サイドでボールを奪われると、ドリブルでボールを運ばれる。DFが次々と抜かれると、最後は日本のゴール前でGKとFPが交錯する形になり、FP王佳玉のドリブルがそのままゴールに転がり込む。
先制された日本だが、少しずつボールを保持する時間を長くしていく。前半7分にはFP園田瑞貴が反転シュートを放ち、台湾ゴールを脅かす。さらに同8分には右サイドからFP坂田睦が強烈なシュートを放ったが、クロスバーに嫌われた。
前半19分にも日本はFP吉林千景がミドルシュートを放つが、GKに防がれる。さらにFP堀田えり子のミドルシュートがDFに当たって、こぼれたボールをFP藤田が拾い、再びシュートしたが左に逸れてしまう。
前半残り9秒で、敵陣までボールを運んだ日本は、園田がオーバーヘッドシュートでゴールを狙ったが、これは右ポストに嫌われる。このまま日本は1点ビハインドで前半を折り返すこととなった。
後半に入ると、日本は落ち着きを取り戻す。2分には藤田のヒールパスを左サイドで受けたFP中野絵美が、縦にパスを入れる。これをFP横山純子が折り返すと、走り込んできた藤田がシュート。これがゴールに決まって、日本が試合を振り出しに戻した。勢いづく日本は4分、5分とFP関灘美那子が立て続けにシュートを放つが、得点を決めることはできない。
それでも10分には吉林のミドルシュートをGKが弾いたところを、関灘がつめてゴールに押し込み逆転する。さらに、その1分後には吉林がミドルシュートを叩き込み、3-1にリードを広げた。
後半18分には速攻を受けた日本だが、陳雅君のシュートが左に外れて失点は免れる。前半19分にタイムアウトをとった日本は、GKを佐藤麻陽に変更。プレー再開直後には、FP春山愛がシュート性のボールをDFの股下を通してゴール前に送ったが、藤田はわずかに合わせられず。
最後まで攻めた日本は、試合終了直前にも中野、坂田のシュートが立て続けにクロスバーを叩く。後半はほぼ完璧な試合運びを見せた日本が、3-1の逆転勝利を収めている。
(取材・文 河合拓)
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