[Jユースカップ]G大阪ユースが逆転勝利で2年ぶりの決勝進出!

ゲキサカ / 2014年12月20日 22時41分

[Jユースカップ]G大阪ユースが逆転勝利で2年ぶりの決勝進出!

[12.20 Jユースカップ準決勝 G大阪ユース 2-1 F東京U-18 ヤンマー]

 ガンバ大阪ユースが、トップチーム譲りの勝負強さを見せつけた。2014Jユースカップ 第22回Jリーグユース選手権大会は20日にヤンマースタジアムで準決勝2試合を行い、第1試合ではG大阪が2-1の逆転でFC東京U-18を下して2年ぶりの決勝進出を決めた。

 キックオフからほどなく降り始めた雨は、時間の経過とともに強さを増していった。その中で、両チームは高度な探り合いを続けた。F東京が緩やかなパス回しを見せたが、G大阪は攻撃の鋭さで応戦した。F東京は前半20分にMF長澤皓祐からの浮き球のパスをFW大熊健太がボレーシュート。さらに同25分にはF東京のMF小山拓哉がドリブルシュートを放った。

 一方のG大阪は前半37分に左DF初瀬亮が斜めに入れたパスをスルーしたMF堂安律が味方の折り返しを受けてドリブルシュート。連係プレーで相手の守備網を破ってみせた。G大阪の梅津博徳監督は「前半からアグレッシブに行ってほしかったが、緊張もあってできていなかった。悪くはないけど勝ち切れないという試合が多かったが、我慢ができるようになってきた。今までは、前と後ろの呼吸が合わなくなってセパレートしてしまうことがあったが、耐えるところは耐えようと言った。トップチームの戦い方が良い見本になっている」と、じっくりとした主導権争いで手堅い守備も見せたチームの戦いぶりを称えた。

 後半に入ると、試合は一気に加速。先にリズムを得たのはF東京だった。後半2分、左FW蓮川雄大が抜け出してGKとの1対1を迎えたがシュートミス。さらに後半5分、右CKをニアで一人がスルーしたボールを蓮川がゴールへねじ込んだが、トラップの際にハンドのファウルがあり、認められなかった。それでも、後半17分に投入したFW渡辺龍が立て続けにクロスへ飛び込み、後半17分に右サイドを破った長澤のクロスを渡辺が押し込んで先制点を奪った。

 拮抗したゲームにおける先制点の価値は大きいが、G大阪は揺るがなかった。GK林瑞輝は「先制されても慌てなかった。今季は得点のない試合がほとんどない」と逆転に自信を持っていたことを明かし、一方でF東京の長澤は「いつものパターンなら守り切れるところだったけど、踏ん張り切れなかった。G大阪の選手は技術だけでなく賢さがあって、勝負強さがあった。いつもの相手とは違った」と試合のペースを握り切れなかった展開を悔やんだ。

 G大阪は得意のパスワークのテンポを上げて相手に襲いかかると、後半31分に右からのクロスをFW妹尾直哉がボレーで決めて同点。その後も猛攻を仕掛け、後半45分に今度は妹尾のラストパスに合わせて抜け出したFW高木彰人がランニングボレーを決め、土壇場で試合をひっくり返した。プレミアリーグWESTでは、わずか勝点1届かず2位止まりとなったG大阪だが、1得点1アシストで逆転に大きく貢献した妹尾は「このチームが無冠で終わるのは悔しい。この大会にかける思いは強い」と最後の1冠奪取に強いこだわりを示した。G大阪は23日に同じ会場で行われる決勝戦で、鹿島アントラーズユースと対戦する。勝てば、6年ぶり5回目の優勝となる。

(取材・文 平野貴也)▼関連リンク
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