[大学選手権]感謝の気持ちを忘れない…関学大主将福森はJでの更なる成長を誓う
ゲキサカ / 2014年12月21日 21時36分
[12.21 大学選手権決勝 流経大1-0関学大 味フィ西]
手ごたえを持って試合を進めていた。しかし後半43分、一瞬の隙を突かれ、相手FW江坂任(4年=神戸弘陵高)に先制点を奪われる。「ずっと自分たちのペースだった。でも1つのミスで失点してしまうのがこのレベルの戦いだと思う。それを痛感させられたなと思います」。関西学院大の主将、DF福森直也(4年=金光大阪高)は唇を噛んだ。
序盤からボールは持てていた。ただなかなかシュートまで持ち込むことが出来なかった。結果的にシュートは流経大の12本に対し、関学大は5本。「ゴール前までは行けていた印象ですが、最後の精度が低かった。中に入る枚数が少なかった」。最後は最前線に上がる気迫を見せたが、もどかしい思いを最後まで払拭することは出来なかった。
意識した相手もいた。相手、流経大のキャプテンは奇しくも同じ左SBで背番号4。「気持ちを前面に押し出している選手。自分もそういう風に引っ張ってきたので、負けたくないなという気持ちはずっと持ってました」と負けたくない相手でもあった。ただ相手は優勝に導き、さらに個人としてもMVPを獲得。「気持ちの部分が大事だと感じた」と戦いを通して痛感させられた。
卒業後は大分トリニータに入団する。「自分の特長であるスピードとか1対1の守備だとか、左利きなのでもっと精度を高めたい」と更なる成長を誓った福森。「今日も応援団、OB・OGのみなさんがずっと応援してくれた。サッカーで恩返ししたいと強く感じた。プロになってからは自分たちにお金を払ってくれるサポーターがいる。大分トリニータはお金を出して自分を買ってくれるわけで、感謝の気持ちをもって、日々成長して、チームのために戦いたい」と力を込めた。
(取材・文 児玉幸洋)▼関連リンク
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