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[選手権]ユース取材ライター陣が推薦する「選手権注目の11傑」vol.4

ゲキサカ / 2014年12月23日 7時0分

MF渡辺淳揮(初芝橋本高3年)
「左右の正確なキックでパスを散らすゲームメーカーであり、守備で体を張って守ることもできる実用的なボランチ。運動量に自信のあるタイプではないが、阪中義博監督からは『うちの心臓。お前が走らないと、チームに血が回らへん』と期待をかけられている」

MF中島賢星(東福岡高3年)
「プレーの質は、大会No.1だろう。中盤では丁寧に攻撃を組み立てて仲間のアタックをフォロー。前線に上がれば左右の強力かつ高精度のシュートでゴールを狙う。ただ、負傷が多く運動量も制限しがちなのが気がかり。タフな連戦でどこまで力を見せられるのか注目だ」

MF鈴木徳真(前橋育英高3年)
「現代の日本サッカーの象徴的な選手。小柄だが機敏かつ的確にポジションを取り続け、チームのパスワークに活力を与える。また分析力やクレバーさも魅力だ。精度の高いパスは武器となる。後方で攻撃を組み立てるだけでなく、より前方で仕事をする姿が見たい」

FW牧野寛太(履正社高2年)
「積極性の中に技術を見せる注目の2年生アタッカー。『昨年は大舞台になると委縮して結果を出せなかった。ボールを失うのが怖かった』と話すが、今季は府予選やプレミア参入戦でも結果を残した。全国でも相手を抜き去り、ゴールを決める姿が見られるはずだ」

FW林純平(尚志高3年)
「どっしりと構えるポストプレーと相手DFを蹴散らすドリブルは、実にパワフル。強烈なヘッドも武器だ。仲村浩二監督は『夏前は覚悟が足りなかったが、山形に練習参加して人が変わった』と成長ぶりに目を細める。リズムに乗せたら、ピッチは彼の独壇場となる」

[写真]平野氏が「見ておいて損はない」と語る流通経済大柏DF小川

執筆者紹介:平野貴也
1979年生まれ。東京都出身。専修大卒業後、スポーツナビで編集記者。当初は1カ月のアルバイト契約だったが、最終的には社員となり計6年半居座った。2008年に独立し、フリーライターとして育成年代のサッカーを中心に取材。ゲキサカでは、2012年から全国自衛隊サッカーのレポートも始めた。「熱い試合」以外は興味なし。▼関連リンク
【特設】高校選手権2014

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