[選手権]ユース取材ライター陣が推薦する「選手権注目の11傑」vol.5
ゲキサカ / 2014年12月24日 7時0分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校選手権注目の11傑』」
第93回全国高校選手権開幕まであと6日! ユース年代を主に取材するライター5氏注目の11選手を紹介してもらう特別企画「選手権注目の11傑」最終回は、前『エル・ゴラッソ』編集長で現在「J論」編集長を務める川端暁彦氏による11名です。
川端暁彦氏:「高校サッカー選手権の楽しみの一つに、プロ入り前の選手や年代別日本代表に名を連ねる有力選手をチェックすることがあることは確かだ。ただ、その一方でまだ名を知られていない選手を見つける楽しさもある。今回はプロ入りが内定しておらず、年代別日本代表の経験もなく、なおかつ露出の多い東京・千葉・神奈川・京都・大阪・兵庫の6都府県以外の選手であり、さらに総体後に選んだ11傑に入っていた選手も外して、「無印の11人」をセレクトしてみた。また1校1名の制限も設けている。こういう基準なので、ポジションバランスはあえて無視させてもらった」
GK佐藤隼(第一学院高3年)
「ダイナミックなセービングフォームから運動能力の高さがうかがえるが、飛距離の出るスローイングや狙いのあるロングキックなどGKスキル全般の高さも買える。全国的には無名だが、知る人ぞ知る北関東の名手」
DF岩浩平(前橋育英高3年)
「好選手揃いの前橋育英にあっては、地味な部類に入る。ただ、そのプレーはまさしく質実剛健。右SBでの先発が有力だが、FWからCBまでGK以外の全ポジションを経験している究極のオールラウンダー」
DF上夷克典(鹿児島城西高3年)
「高さのある選手は珍しくないし、ボールを蹴れるストッパーも珍しくなくなった。速さのあるDFも別に特別ではない。しかし、そのすべてを兼ね備えている選手となると、確実に稀少。鹿児島城西の注目選手はFW岩元颯オリビエにあらず」
DF饗庭瑞生(立正大淞南高2年)
「『饗庭(あいば)』という珍しい姓を持つ和歌山から来たストッパーは、1対1で圧倒的な強さを見せる2年生。決して派手なプレーをする選手ではないのだが、相手FWにとっては厄介極まりない粘っこさを持つ」
MF稲村知大(尚志高3年)
「今年の尚志では前線の林純平に注目が集まりそうだが、稲村も確かな実力派。ボランチとしてボールを的確にさばきつつ、機を見てダイナミックに攻撃にも関わっていく(そしてちゃんと戻って来る)。JヴィレッジSC出身」
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