1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

世界規模のスカウトプロジェクト「NIKE MOST WANTED」、まず5選手が「ジャパンファイナル」へ

ゲキサカ / 2014年12月25日 7時40分

 3本の11対11が終わったところで選手たちは集められ、憧れの存在である李と一問一答。その後に李から最も印象的な選手として名を挙げられた渡邊の合格が決定した。李は夢の実現を目指してチャレンジした選手たちについて「みんな頑張っているから、みんな選びたいという気持ちが本当にありました」と語り、世界へ繋がるスカウトプロジェクト「NIKE MOST WANTED」が自身の高校時代にあれば興味を示していたという。「道場破り的な感じでね。自分の実力がどこにあるのかの物差しにもなるので、やはりこういうイベントはプロになるっていうだけじゃなくて、自分の物差しになるというところがあって凄く素晴らしい。ファイナルまで行けば、イギリスのピッチでサッカーできるということで凄く夢のあるプロジェクトだと思います」と語っていた。

 選手たちに対しては「僕は中学校、高校1年生になるまで、選抜という選抜に1回も入ったことがなかったです。地区選抜にも入ったことがなくて、高校2年生の時に初めて国体の東京代表に入ったんですけど、それまではこういう選抜だったり、セレクションだったり凄く落ちた。でも、そこで自信をなくすんじゃなくて、大学だったり社会人で、サッカー好きでやり続ければ、本当にサッカー選手じゃなくても、サッカーは人としても凄く成長できるスポーツだと思うので、これからみんな頑張ってください」とメッセージ。合格した河野も「自分も中学とか選抜とか全然絡みがなかった。そういう人でもプロになれるんだと思った」と語ったように、選手たちはこの言葉から勇気を得ていた。

 その後も再開されたセレクションではFW荒川絢太(野津田高)がゴールライン際で鮮やかなドリブルを見せ、FW小野寺元(帝京三高)がスピードを活かしてゴールへ迫る。序盤は「絶対に受かる」「自分が海外へ行く」という思いを表現している選手が少なかったが、李からのメッセージを受けた後、セレクション終盤は球際での激しさが増した。そして全てのメニューが終了。クラブハウスで櫛山スカウトから、渡邊に加えて、櫻井、西尾、河野、冨澤が合格者として発表された。李は「こういうセレクションは落ちる落ちないがあると思うんですけど、落ちたら落ちたで学ぶものはあると思うし、サッカーというスポーツは人としての人格形成にも凄く影響のある良いスポーツだと思う。ボクがそうだったので頑張って欲しいです」という。落選した選手も諦めなければ、また新たなチャンスは訪れるはずだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください