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[選手権]創部8年目、「全国で戦えるチーム」目指して成長した第一学院が全国初出場!

ゲキサカ / 2014年12月26日 7時1分

 準々決勝で敗退した総体予選は細部を徹底することができなかった。佐々木監督は「それを変えていかなければいけないと、取り組んできたのが選手権だった。最後のシュート、魂込めて1本1本のシュートのトレーニングしたり、試合で本当に決めるための意識をしたり、普段何気ないパス練習かもしれないですけど、試合で本当にミスしないように。ルーズボール、球際とかそういう部分も緩くしてはいけない」。たとえば、クロスからシュートのトレーニングでは本当に合うかどうかギリギリのクロスに全速力で走りこんだ選手が身体を投げ出して飛び込んでいく。試合でひとつのプレーを成功させるための反復。球際の攻防、1本のパスの精度など、一つひとつのプレーにこだわった。

 そしてCB西村達也(3年)が「選手権の間にチームがまとまって行って、一人ひとりが成長して、選手権の間に上手くなった。みんな最後の大会ということもあって意識が高まっていたと思います」というように、チームは予選期間中にさらに成長。サッカーに懸けて通信制の学校へ進学し、サッカー中心の生活をしてきた彼らが、「全国で戦えるチームになる」という目標の下、団結し、成長し、初優勝を飾った。

 全国大会初戦の対戦相手は12年度準優勝、昨年度4強の京都橘高(京都)だ。初陣でいきなり強敵と戦うことになったが、MF宮川岳(3年)は「全国出たらどこも強いチームなので、目の前の相手に向けて戦っていきたい。勝つためにいろいろと考えてやりたい」と語り、畠山は「初出場なので、どんどんチャレンジしていくことは自分たちの強みだと思いますし、あとは自分たちに関わってくれた人たちに感謝の気持ちを伝えるのはピッチだと思っているので、そこで勝利して日本一になって感謝の気持ちを伝えたいと思います」と誓った。特別な環境の中、周囲に支えられて成長してきた選手たちが初の全国舞台で躍動する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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