Jチェアマンが今季を総括…来季導入2S制にも自信
ゲキサカ / 2014年12月28日 2時23分
Jリーグの村井満チェアマンが、公式サイト上で今季を総括した。
チェアマンは今年発表した「ピッチ上のフェアプレー」、クラブ経営の透明性を高めて安定した土壌の上にリーグの発展を目指す「ファイナンシャル・フェアプレー」、誰もが安心してスタジアムの非日常空間を楽しみ、オープンでクリーンなリーグであり続けるための「ソーシャル・フェアプレー」という『3つのフェアプレー宣言』が、各クラブに浸透していると報告。一方で今年3月にあった浦和レッズ対サガン鳥栖戦における差別的な横断幕の掲出や、横浜F・マリノスサポーターによる人種差別的な行為があったことを、改めて見つめ直す必要があると説いた。
国内のリーグ戦を振り返ると、ガンバ大阪が史上2クラブ目の国内タイトル3冠を達成するなど、終盤戦まで大いに盛り上がったが、世界での戦いに目を向けると、W杯で日本代表はグループリーグ敗退。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)には4チームが出場したが、ベスト16で全チームが姿を消した。これについては「こうした状況には強い危機感を抱いております」とし、「来シーズンはJFAの協力を仰ぎ、天皇杯でACL出場クラブをシードするなど、レギュレーションの改定を含むカレンダー面を改良することが決定しています。引き続き金銭面や人的サポートも継続し、08年のG大阪以来となるタイトル奪還を目指します」と決意表明した。
来季からJリーグは2ステージ制を導入するなど、大きな改革に出る。2ステージ制については、今でも賛否両論存在するが、チェアマンは「Jリーグ開幕以降の20年余りで、関心のある層や入場者数が徐々に減少する現状を踏まえ、あらためてJリーグが取り組むべきことは何かをクラブと話し合った結果、『魅力的なサッカー』を『多くの人に伝える』ことを主眼に置いていくべきだと決意を新たにしました。2015シーズンのJ1大会方式を、従来の1ステージ制から2ステージ+チャンピオンシップ制へ変更するのは、その一環です」と改めて説明。「新しい大会方式は、年間チャンピオンに加えて各ステージの優勝、短期決戦のチャンピオンシップにより見どころが豊富となり、Jリーグを初めて見る方にもシーズンのどこを切り取っても楽しんでいただけるものとなっています」と自信を見せた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
石川祐希「五輪だけでなく世界選手権、ネーションズリーグでもメダルが目標」オンライン会見で決意表明
スポニチアネックス / 2024年9月25日 22時50分
-
東京Vは「いるべきところにいなきゃ」 J1で21年ぶり4連勝も“長期的な目標”にフォーカスする訳
FOOTBALL ZONE / 2024年9月23日 17時30分
-
マンC、CL含む複数大会で追放か 115件の違反疑惑…プレミア4連覇クラブ激震「世紀の裁判」へ
FOOTBALL ZONE / 2024年9月21日 11時45分
-
京都が天皇杯Vにこだわる理由 23歳主将が後悔する2年前の失敗「あの時も残留に必死で」【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年9月21日 8時30分
-
J1優勝争い左右しそうな試合日程 アジアも戦う広島と神戸、リーグ戦専念の町田
産経ニュース / 2024年9月17日 10時0分
ランキング
-
1新庄監督、来季続投は「ビジョン浮かんでこない」 まずは下克上での日本一へ全力
Full-Count / 2024年9月26日 22時9分
-
2日本ハム、新庄政権で初CS進出 清宮がV弾…逆転勝ちに球場熱狂、6年ぶりAクラス
Full-Count / 2024年9月26日 20時55分
-
3“生きる伝説”が引退「ついにこの日が」 歴代最多576試合…決断に衝撃「時代が終わる」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月26日 14時30分
-
4錦織圭「完売ですって言われて、ちょっとドキッとして緊張が巡った…」チリッチ討ちの有明で爆笑あいさつ
スポニチアネックス / 2024年9月26日 22時7分
-
5大谷の盗塁能力が急きょ「C」→「A」に! プロスピ製品版最新作 開発陣「今季の活躍を見てポテンシャルの高さ確認」
よろず~ニュース / 2024年9月24日 7時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください