[皇后杯]初の4強も日テレに完敗…仙台DF長船「レベルの差を感じた」
ゲキサカ / 2014年12月28日 20時26分
[12.28 皇后杯準決勝 日テレ2-0仙台 味フィ西]
皇后杯の準決勝が28日に行われ、ベガルタ仙台レディースは日テレ・ベレーザに0-2で敗れた。初のベスト4へと進出した仙台だが、リーグ上位の壁は厚かった。
「リーグ戦では自分たちの良いところが出せなかったので、皇后杯では勝ち進んで、いい形で終わりたかった。レベルの違いを感じた試合だった」。日本女子代表(なでしこジャパン)でも活躍するDF長船加奈はそう言ってうな垂れた。
しかし、前後半1点ずつを奪われた仙台だが、特に前半は悪い内容ではなかった。逆にチャンスの数では上回っていた。ただ、決定力の差と言ってしまえばそれまでだが、あと一歩が押し込めない。得点を奪えずにいると、後半は地力に勝る日テレの猛攻を耐えるだけの展開になってしまった。
要因として長船は「ボール回しに付いていけなくなった」ことと、もう一つ、「レベルの高い相手と戦えていなかったブランク」を挙げた。今季のリーグ戦は前後期制となっていて、前期の成績上位6チームと下位4チームが後期ではリーグ戦を行う仕組みだった。仙台はレギュラーシーズンと呼ばれる前半戦を7位で終え、エキサイティングシリーズと呼ばれる後期は、下位リーグに回っていた。「スピードが全然違った」。慣れてしまっていたと言えば語弊があるかもしれないが、下位リーグで示した圧倒的な強さを見せることは出来なかった。
ただ着実に成果を挙げるチームにあって、そこまで悲観する様子はない。今季序盤は故障の影響で海外移籍を辞退するなど、不本意なシーズンを送ったDF鮫島彩も、「チームとしてはまた1歩、進めた感じがする」と一定の評価を口にする。さらに「まだまだ伸び代があると捕えたい」と『鮫ちゃんスマイル』も見せていた。
(取材・文 児玉幸洋)▼関連リンク
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