[選手権]注目の2年生CB、矢板中央DF星キョーワァン「結果を残して少しでも上に行ける大会に」
ゲキサカ / 2014年12月31日 9時20分
第93回全国高校サッカー選手権は31日、1回戦15試合が行われる。今大会注目の2年生のひとりが矢板中央高(栃木)CB星キョーワァンだ。184cmと大型で対人、空中戦の強さに絶対的な自信を持つ星が、松山北高(愛媛)との初戦から対戦校のアタッカーの前に立ちはだかる。
―この1年間で大分注目度を上げた
「(取材をされたのは)関東大会予選の宇都宮戦が初めてでそこからインターハイでぐっと自分の名前が一気に広がって、最初は戸惑いというか嫌だな、恥ずかしいなというのがあったんですけど、今は気にせずにやろうと思っています」
―それだけのプレーをしてきた証拠でもある
「そうやって言われるからには、それに恥じないプレーをしたいと日ごろから思っている」
―夏からスケールアップした部分は?
「夏から自分ポジショニングとか、ヘディングとか夏よりも強くなっているし、コーチングとかも(成長したと)自分の中で感じますね」
―課題は?
「まだまだ技術的な部分も、筋力的なものも足りない。自分の中では技術面を伸ばしていきたいと思っている」
―闘争心の強いDFが好きだったと思うが
「ダビド・ルイスとか、好きですね。最近はチアゴ・シルバのタックル集とか見て、身体の入れ方とかというのを見て実際に身体で体験してやっている」
―今大会への意気込みを。過去最高のベスト4越えへ
「この大会は結果を残して少しでも上に行ける大会にしたい。やるからには優勝目指してやらないと意味はない。一戦一戦大事にやっていきたい」
―松山北と初戦を戦う
「相手も全国大会に出ている。全国大会に出たら弱いチームは絶対にないと思っているので初戦から厳しい試合になると思う。初戦勝って、2回戦、3回戦へと進んでいきたいと思います」
―チームの状態は?
「チームもコンディション上がって来ている。失点が少し多いんですけど、それは選手権予選前も同じ。チームはどんどん上がってくるので状況的には悪くないと思っています」
―これまで苦戦したアタッカーはいる?
「前橋育英の渡邊凌磨さんや青柳燎汰さんはインターハイでやってこれはヤバイなと思った。今は100で止められる訳ではないですけど、インターハイよりは抜かれずにやれるかなと思っています」
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設】高校選手権2014
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