[MOM1266]聖和学園FW坂本和雅(3年)_3発!得点王候補の高速レフティーが爆発!!

ゲキサカ / 2014年12月31日 18時27分

[MOM1266]聖和学園FW坂本和雅(3年)_3発!得点王候補の高速レフティーが爆発!!

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 全国高校選手権1回戦 聖和学園高 4-1 秀岳館高 柏の葉]

 50m走6秒1の高速レフティーが全国デビュー戦で3発をブチ込んだ。聖和学園高のFW坂本和雅(3年)は今年のプリンスリーグ東北得点王で、県予選決勝でもハットトリックを達成している注目ストライカー。加見成司監督が「本番に強いというか、ここという集中力を坂本は持っているので何かするだろうなと思っていた」というFWは全国初戦で3得点1アシストの大活躍をして見せた。

 まずは前半10分、球際強いMF二ツ矢豪(3年)がゴール前の混戦に突っ込むと、「裏にこぼれて来る」という読みが的中。フリーで抜け出すと、得意の左足で先制ゴールを流し込んだ。さらに15分には左タッチライン際から中央へボールを通すと、MF深田知聖(3年)からのリターンをPAで受けてスピードでDFを振り切り、再び左足シュートを叩き込んだ。さらに後半7分にはハーフウェーライン付近でボールを持つと、上体のフェイントでDFを鮮やかに抜き去り、PAまでドリブルで運んでからニアサイドへ左足シュートを突き刺した。「縦空いていたのでニアの上に撃とうと決めていました。中切り返したら縦めっちゃ空いたのであとは決めるだけでした」と3点目を振り返った坂本についてCB佐々木澪主将(3年)は「下手じゃないけれど、一番の特長は決定力、突破力。それはこのチームにないもの。爆発してくれましたね」と絶賛していた。

 この日坂本がマッチアップしたのはサガン鳥栖内定のCB笹原脩平(3年)だった。「並走したらフィジカルで思い切り負けると思ったのであまり身体をぶつけないようにしましたね」という坂本は競り合いを避けながらも、ドリブルで行ける時はスピードを活かしたドリブル突破。そして2点目のシーンでは対応に来た笹原をかわしてゴールを決めた。1対1の勝負では上回っていた笹原だが、3得点を奪われた相手エースについて「聖和全体ではドリブルで来ていたけれど、(坂本は)相手が来たら離して、仕掛けるところは仕掛けて、いい選手だった」とその実力を認めていた。

 後半23分には右中間からの仕掛けでFKを獲得。得意のFKに蹴る気満々でスポットへ向かった坂本だったが、同じくキッカーに志願したCB成沢桐梧(3年)にじゃんけんで敗れると天を仰いで悔しがった。強烈なミドルシュートが相手GKの好守に阻まれるなど4点目を奪うことはできなかったものの、ゴール嗅覚と高速ドリブル、そして得意の左足で今大会ハットトリック第1号。周りの選手がドリブルで会場を沸かせる中、「自分は点取るだけなので沸かせるのは周りに任せます」というエースは異質の得点力でチームに歓喜をもたらした。2回戦の対戦相手は同じ東北勢の尚志高。「きょう満足しちゃったんで、次も点取れればいいですね」と微笑む得点王候補が2回戦でもゴールを連発する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2014

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