[選手権]後半5分間での逆転劇!岐阜工が香川西を下し2回戦へ!!

　それでも香川西はチャンスをつくり出す。20分、松田がドリブルでPA内に侵入するがGK大西裕之(3年)が好判断で飛び出しセービング。そのこぼれ球をMF福島凌(1年)がすかさず狙ったが、今度はキャッチでピンチをしのぐ。さらに、34分にはPKのチャンスを得る。キッカーは1年生ながらCBとして先発したDF飛田竣吾(1年)。チームで一番PKの成功率が高いためキッカーを託されたが、ゴール左隅を捉えた飛田のシュートは、GK大西のビッグセーブに阻まれてしまう。

　リード後のピンチをGK大西の好セーブで凌ぎ切った岐阜工は、2-1で初戦をものにした。「個々の技術が高く、ベタに引いてもミドルシュートを打ちまくられると思うので、フィールドに11人以上いるように見えるくらいボールに対してプレスをかけて、何とか食い下がりたい」。清本監督は、2回戦で相見える山梨学院高(山梨)戦へ闘志を燃やした。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文　奥山典幸)▼関連リンク
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