[選手権]福島から地元凱旋の尚志CB山城主将、旧友たちの前で完封勝利
ゲキサカ / 2014年12月31日 21時29分
[12.31 全国高校選手権1回戦 尚志高 2-0 広島皆実高 柏の葉]
会場には中学時代にプレーした柏ラッセルFC時代のチームメートも駆けつけていた。千葉県から福島県の尚志高へ進学したCB山城廉主将(3年)にとって、この日の試合会場となった柏市の柏の葉公園総合競技場はまさに地元だ。山城はその会場で地元に錦を飾る活躍。仲村浩二監督も「(山城のプレーは)良かったですね。地元での試合に燃えていたんじゃないですか。怪我とかでちょっと出れない時期が長かったのでストレス相当溜まっていたと思う」とうっ憤も晴らすようなプレーを見せた山城に目を細めていた。
広島皆実高の強力攻撃陣と対峙したこの日、山城は抜群の存在感を放っていた。間をあけることなくかけ続けた声でチームを集中させ、自身は球際で負けずに相手の攻撃を次々と跳ね返していく。174cmと決して長身ではないが、気迫あふれるヘッドと対人プレー。踏ん張りどころで気を抜かずに守り抜いて相手とのわずかな差をつくり出した。「自分は潰しだったり、声だったり、チームのためになることを必死にやらないと出れなくなってしまう」。その思いを持って80分間戦い抜いた。
全国制覇するために進学した尚志。だが過去2年は全国舞台にたどり着くことができなかった。「1、2年で出れなくてずっと苦しい思いをしていた。初戦で負ける訳にはいかない」。最終学年で勝ち取った選手権の全国舞台から簡単に降りる訳にはいかない。試合後は旧友たちと話をしたり、写真撮影。応援してくれる人たちのためにもこの冬は6試合を戦い抜いて目標の日本一を勝ち取る。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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