[皇后杯]有終の美飾った小林弥生、「やり切った、やり抜いた」ベレーザ一筋18年
ゲキサカ / 2015年1月1日 19時35分
[1.1 皇后杯決勝 浦和0-1日テレ 味スタ]
皇后杯の決勝が1日に行われ、日テレ・ベレーザが浦和レッズレディースを1-0で下し、2009年度大会以来、5大会ぶり11度目の優勝を決めた。12月26日に現役引退を表明していたMF小林弥生にとっては現役最後のゲーム。試合出場こそ叶わなかったが、「自分のためにという部分が今日の勝利に繋がってくれてうれしい。引退ということよりも、今日みんなで優勝出来てよかったなという方が強いです」と素直に喜んだ。
女子サッカー黎明期を支えたベテランが、ユニフォームを脱ぐ。小林は読売西友ベレーザと呼ばれていた1997年に入団。以後、18年間をベレーザ一筋で駆け抜け、なでしこリーグ通算223試合に出場し、51得点を記録。日本女子代表(なでしこジャパン)としてもアテネ五輪に出場するなど、54試合に出場して12得点を記録した。そして現役ラストゲームでタイトルを獲得。首から下げられた金メダルは、18年間走り続けた小林へのご褒美だった。
「ありがたいことに、選手権は今日で8回目の優勝。全部宝物。でも今のメンバーでは優勝出来ていなかったので、金メダルもらえてうれしいです。今まですべてに関わってくれたみなさまに、優勝という報告が出来たことが嬉しいです」
今後についても「2015年は女子サッカーのW杯イヤーなので、ちょっとでも関わって盛り上げられれば」と話した小林。「すべてにおいて全力でした。今はやり切った、やり抜いたという感じです」。特徴的な優しい笑顔は充実感で満ち溢れていた。
(取材・文 児玉幸洋)
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