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[選手権]エース定本の一撃で勝負あり、米子北が初の2回戦突破!!

ゲキサカ / 2015年1月2日 20時0分

 2-1として前半を折り返した米子北だが、後半7分に定本とのワンツーから抜け出した松本がPA内に侵入して放ったシュートは相手にブロックされ、こぼれ球に反応した定本が狙ったヘディングシュートはDF土生陽のクリアに遭うなど追加点を奪えない。すると、徐々に中京大中京がゴールを脅かす場面を作り出し、同9分には田崎のクロスの流れからゴール前が混戦となりMF市川兼伍(3年)が強烈なシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えることはできなかった。

 中京大中京に押し込まれる時間帯が続いた米子北だが、「2-1の展開だったので、相手にボールを回させながら行ける時間帯は行こうとしていました。相手ボランチやSBのところを狙いどころに、高い位置でボールを奪ってショートカウンターも仕掛けられたと思います」と城市監督が振り返ったように、あくまでダメ押しゴールを狙い続けた。

 しかし、後半27分にはMF小嶋海斗(2年)のパスから君垣が、同31分には松本のCKの流れからMF小長裕也(2年)がシュートを狙ったがネットを揺らせず。逆に181センチの田崎を前線に上げた中京大中京に猛攻を掛けられ、何度も際どいシュートを放たれたが、DF嶋田遼允(2年)、DF鶴ヶ久保哲太(2年)の2CBとGK中原創太を中心とした守備陣が体を張ってゴールを守り抜き、2-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

 初の2回戦突破を決めた城市監督は「インターハイではベスト8に入ったり、準優勝したこともありましたが、選手権ではなかなか1回戦、2回戦の大きな壁を乗り越えられませんでした。ただ、コツコツとやっていれば努力が実を結ぶと今回分かりました」と語ると、「ウチは派手なチームでなく、コツコツと頑張るチーム。その持ち味を出して一つひとつ壁を越えていきたい」と次戦で新たな壁を越えたいと話した。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
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