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[選手権]静岡学園が脅威の6発完勝、佐賀東高を寄せ付けず「非常に良い出来」であす東福岡戦へ

ゲキサカ / 2015年1月2日 21時41分

 後半29分には5点目の奪取に成功。後藤が右足で蹴りこんだ左CK、ニアサイドへ飛び込んだ途中出場のMF石井琢巳(3年)が左足ダイレクトで鮮やかなシュートを沈めた。今季の公式戦でセットプレーからの得点は、わずか1点だという静岡学園高だが、この日はセットプレーから2点得点。指揮官は「全国でセットプレーから2点も取れた。課題だったので嬉しかった」とこのゴールを喜んだ。

 その後も前線からボールを追い続ける静岡学園は、佐賀東を寄せ付けず。後半35分には6点目。FW加納澪(2年)が左サイドから角度のない位置までドリブルで持ち込むと、最後は途中出場のMF荒井大(2年)が右足シュートを決めた。そのまま試合は終了。静岡学園が6-0の完勝を果たした。

 6人がゴールを奪っての6発完勝。指揮官は「特定の選手が点を取るのではなく、どこからでも点を取るというのが本来の“学園”のスタイル。今日は6人の違う選手が点を取って、学園の良さが出せた」と納得の表情を浮かべた。

 次戦の相手は優勝候補筆頭の東福岡高だ。これまで対戦相手のスカウティングビデオを見てきていないという静岡学園。石渡主将は大一番へ向けて、「観たいけど観ないですね」と笑い、「ここで勝てれば実力が証明される。自分たちはそんな先のことを考えるほどの実力はないので。まずは1試合1試合を頑張りたい」と力を込めた。

 左足首を痛めて負傷交代した光澤の出場は、現時点では不透明だ。指揮官は東福岡戦へ「強いのはわかっているので。あのスター軍団を倒し、あそこで勝ちきるとサッカーは面白い」とニヤリ。「フィジカルは全くかなわないと思っているので逆の発想で。空中戦や球際の勝負ではなく、個の勝負になる。個で相手を上回るという発想ですね。ボールを持ったら仕掛ける?そうですね、それしかないです」とキッパリ言い、「明日も泥臭くやります」と意気込んだ。

(取材・文 片岡涼)
(写真協力『高校サッカー年鑑』)
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