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[選手権]神奈川県勢初の日本一へ、日大藤沢が15年ぶりの8強進出!!

ゲキサカ / 2015年1月4日 20時23分

 そして後半、日大藤沢は成長した姿も見せる。前日の高川学園高戦は2-0の後半4分に失点。相手の反撃を許し、3-2で何とか振り切った。ただこの日、日大藤沢は相手の追撃を許さない。後半開始から大坪奨(1年)とDF山村弘大(3年)を同時投入した開志学園JSCはポゼッションの時間を伸ばし、大坪やFW関瑞樹(3年)が仕掛けからまず1点を奪い返そうとする。9分に左後方から高橋が入れたロングフィードに反応した大坪がダイレクトで右ポスト直撃の右足シュート。30分にはPAでの連続シュートであわやのシーンをつくった。日大藤沢は押し込まれる展開となったが、CB小野寺健也(2年)とCB金井勇人(3年)中心に、PAでの集中力を切らさず凌ぎ切って無失点勝利。佐藤監督も「昨日も前半立ち上がり良かったです。後半これを10分続けるのが本物だと言った中で5分で失点してしまって。(ただ、きょうは)ボクが言う前に、子どもたちが『昨日失点しているぞ。立ち上がりもう一回集中するぞ、やってきていることを続けよう』と言っていた。後半もう一回入ろうと続けていったので、半歩かもしれないけれど昨日よりも成長してくれている」と目を細めていた。

 7年ぶりの出場で見せている快進撃。日大藤沢の選手たちには桐光学園高や桐蔭学園高、麻布大附高、湘南工科大附高など強豪揃う神奈川県予選を突破さえすれば、全国で戦うことができると考えていた。栗林は「神奈川は本当にレベル高くて。でも、神奈川出れればやれると思っていた」。その快進撃はどこまで続くか。日大藤沢は準々決勝で初の4強進出を懸けて、「(総体王者の東福岡を破り)今、一番勢いに乗っているのが静学」(佐藤監督)という名門・静岡学園に挑戦する。
 
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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