鮮やか先制点の遠藤「蹴った瞬間入るかなと思いました」
ゲキサカ / 2015年1月12日 22時58分
[1.12 アジア杯D組 日本4-0パレスチナ ニューカッスル]
日本代表は12日、アジア杯D組の初戦でパレスチナ代表と対戦し、4-0で勝利した。前半8分にMF遠藤保仁のミドルシュートで先制すると、同25分にFW岡崎慎司が追加点。前半44分にはFW本田圭佑のPKで3-0と突き放した。後半4分にもDF吉田麻也がセットプレーから追加点を挙げた日本が、連破へ向け白星発進を決めた。第2戦は16日、イラク代表と対戦する。
理想的な時間帯だった。前半8分、ゴール正面の位置でボールを持った遠藤が、迷わず右足を振り抜く。放たれたシュートは飛びついたGKも届かない、絶妙なコースを突いて、ゴール左隅に収まった。「フリーだったので、とにかくまずは枠に蹴るようにそれだけで、下が結構スリッピーだったので蹴った瞬間入るかなと思いました」。相変わらず、淡々と振り返る遠藤。「高い位置を取れているので、ゴールへの意識はかなり強くなっていますし、それがいい結果として出てるので、これからもゴールへの意識を高くしてやっていきたい」と意欲をみせた。
「今日の試合が参考になるかわからないが、まだまだミスも多かったし、これだけボールを支配しながら、ビッグチャンスも少なかった気がするので、もっとうまく連動しながら攻めれるように、連動しながら守れるようにやっていきたいと思います」
次戦は4日後のイラク戦。2大会前のアジア王者との激突となる。「今日みたいな試合にはならないと思う」と気を引き締めた遠藤。「一つのミスが相手にビッグチャンス与える可能性もあるので、今日出た課題を修正しながら、高い集中力と高いモチベーションで臨めればいいかなと思います」と力を込めた。
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