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アギーレ監督契約解除…大仁会長会見要旨

ゲキサカ / 2015年2月3日 21時44分

―会長自身、責任はどう感じているか?
「アギーレ監督を選んだということは間違いではなかった。あの時点でこうした情報はなかったし、彼の高い能力からすれば、あの監督を選任したのは間違いではなかったと思っている。ただ、こういう結果になったということで、代表の選手にも申し訳なかったと思うし、ファンやサポーター、スポンサーの皆様、サッカー関係者の皆様に心配をかけたということで責任は感じている」

―今後の監督選びは今までと変わってくるのか?
「これから技術委員会で検討してもらうことだが、W杯予選に向けて、この先、短い準備期間しかないが、日本代表チームをどう強いチームにしていくかという観点から、技術委員会で今までの経緯を含めて全力を挙げて取り組んでもらいたいと思う」

―アギーレ監督を招聘する時点でもっと調査しておくべきだったのではないか?
「それについては私共も反省している。もっとしっかりと調べておくべきだった。あの時点でそれが分かったかどうかは分からないが、今後はそういうことがないようにしっかり調べたい」

―後任人事はアギーレ監督と同様、原専務理事、霜田技術委員長が中心となって選ぶのか?
「今までもそうだが、原と霜田が選んだわけではなく、技術委員会で検討し、最終的に理事会で決めたということ。今後も監督の選任については技術委員会が中心となって行う」

―すでに何人かリストアップしているのか?
「後任については、この情報が出て、いろんな対応を考えている中で、技術委員長には『万が一に備えてそういう情報は集めておくように』ということは伝えていた」

―契約解除について霜田委員長とどういう話をしたのか?
「監督の指導力とかそういう問題ではないケースなので、私のほうで今回、やむを得ないと。W杯予選への影響を考えると、契約を解除せざるを得ないということを霜田委員長に伝えた。『情報を収集するように』と伝えたときにも、そういう話はしていた」

―これまでは起訴されるかどうかが一つのポイントになると話していた。告発が受理されて監督が裁判所に出廷する場合も2月など代表チームの活動には支障をきたさないと話していたが、この段階で契約解除に至ったのはなぜか?
「私は起訴されるかがポイントとは言っていない。以前から告発が受理されたらそこで説明すると申し上げていた。ただ、告発が受理されたというのはそれなりの根拠があって受理されたのだと思うし、起訴される可能性が出てきたということで、起訴されたら解任せざるを得ないとは思っている。起訴されて解任しないといけないのがW杯期間中になるのは最大のダメージ。そのダメージは避けたい。となると、今のこの時点しかタイミングがないというのが今回の一番の理由」

―スペインではもっと早い段階で告発が受理されたという報道があったが?
(三好豊法務委員長が回答)
「受理されたのは先週の金曜日、1月30日とアギーレ監督の代理人弁護士から聞いている。1月14日ぐらいにスペイン紙で報道があったかと思うが、あれは事実ではなかったと我々は認識している。随分前に受理されていたのに今まで放置していたということではない」

―後任監督の候補に日本人も含まれているのか?
「何人という前提で技術委員会はやっていない。私からもそういう話はしていないし、最もふさわしい人を選ぶのが大前提だと思う」

―3月の親善試合は監督代行で臨む可能性もあるのか?
「何としてもそれまでには間に合わせたいと思っているが、“間に合わせ人事”はしたくないので、その可能性がゼロとは言えない」

(取材・文 西山紘平)

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