週末にダービー控えるレアル、セビージャに勝利もアクシデント連発

[2.4 リーガ・エスパニョーラ第21節 R・マドリー2-1セビージャ]

　リーガ・エスパニョーラは4日、レアル・マドリーがクラブW杯出場のため延期となっていた第16節を行い、レアルがセビージャをホームに迎えた。前半で2-0とリードを奪ったレアルが、後半に1点を返されながらも2-1の勝利を収めた。

　24日に行われた第20節コルドバ戦で相手DFを蹴って退場したFWクリスティアーノ・ロナウドを出場停止で欠くレアルは、前半8分にDFセルヒオ・ラモスが負傷交代するアクシデントに見舞われる。しかし同12分、左サイドのDFマルセロから送られたクロスをMFハメス・ロドリゲスがダイビングヘッドで決めて先制に成功した。

　前半18分にはセビージャが決定機を作り、MFビトーロのスルーパスからMFビセンテ・イボーラがGKイケル・カシージャスまでかわしてシュートを狙うが、ポストに直撃して同点ゴールを奪うには至らなかった。

　すでに交代カードを1枚切っているレアルに再びアクシデントが起こる。前半27分、先制点を決めたJ・ロドリゲスが負傷してMFヘセ・ロドリゲスとの交代を余儀なくされた。だが同36分、相手のパスミスを拾ったMFイスコがPA付近までボールを運ぶと、FWカリム・ベンゼマのパスから交代出場したヘセが右足でネットを揺らして2-0として前半を折り返した。

　後半は互いにゴールを脅かしながらもスコアが動かない中、後半15分にマルセロがイエローカードをもらい、7日に行われるアトレティコ戦は出場停止となってしまった。

　後半35分に左サイドからPA内に侵入したビトーロのラストパスをFWイアゴ・アスパスが決めてセビージャが1点差に詰め寄るが、レアルがそのまま逃げ切って2-1の勝利を収めた。

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