山梨学院の日本高校選抜候補CB渡辺剛は駒澤大相手に堂々のエアバトル
ゲキサカ / 2015年2月12日 22時30分
高体連屈指のCBとして注目を集めてきた山梨学院高CB渡辺剛(3年)が最終ラインで存在感を示した。「日本一のヘディンガーになる」という目標を口にしてきた渡辺は日本高校選抜選考合宿2日目、大学トップレベルと言える空中戦の破壊力を持つ駒澤大とのエアバトルで真っ向勝負。滞空時間の長い、自慢のヘッドで何度も相手の攻撃を跳ね返した。また1対1の勝負では相手とボールの間に身体を潜り込ませてカット。連係の乱れを突かれて失点してしまうシーンもあったが、それでも実力が高いレベルにあることを十分に印象付けた。
関東リーグ1部の強豪・中央大へ進学するCBは「大学1年から試合に出れるように頑張っていきたいと思っています」と意気込む。空中でまるで止まっているかのような抜群の跳躍からのヘッドはボランチ、SBだった中学時代から徹底して磨いてきたもの。高校入学後にCBへ転向したDFはまだCBとしての経験が浅いがそれでも、高まった集中力で危険を感じ取って鋭い動きからクリアするなど、攻略が難しいDFになりつつある。
97年早生まれのDFはより試合を通しての集中力を高め、不要なファウルなどを意識して減らして行けば、東京五輪世代の年代別日本代表に食い込むこともできそうなタレントだ。日本高校選抜、中大で経験を積んで世代を代表する存在になることができるか。
全国高校選手権では3回戦で前橋育英高にPK戦で敗れ、目標の日本一には手が届かなかった。同点ゴールを奪われたシーンについて、「自分のミスっていうかマークミスで点取られて1-1になって負けたので悔しさがあります」と悔やむDFは、全国高校総体での退場や、ミスでの失点など失敗から学んだことを将来への財産にする。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設】高校選手権2014
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[NEW BALANCE CUP]U-16日本一世代の鹿島学園が“裏選手権”制覇。目標の3冠に本気で挑戦
ゲキサカ / 2025年1月7日 11時27分
-
出場校チーム紹介:堀越高(東京A)
ゲキサカ / 2025年1月6日 22時18分
-
公式戦半年ぶりの敗戦が糧に。堀越の注目CB森奏は引き締め直し、まず「0点で抑える」ことから
ゲキサカ / 2024年12月28日 8時10分
-
国スポ、名門校との戦いが自信に。東海大高輪台の2年生DF安田礼は“東京都でNo.1取れるCB”“最強のヘディンガー”へ
ゲキサカ / 2024年12月25日 23時30分
-
2人のプロ内定組擁する日章学園はDFラインにも注目株。183cmCB吉川昂我は選手権で結果と個人の評価も勝ち取る
ゲキサカ / 2024年12月22日 19時10分
ランキング
-
1「ホンマに40歳?」 玉鷲が無傷の4連勝 強烈突き押しで全勝対決に快勝しX喝采「鳥肌立った」
THE ANSWER / 2025年1月15日 16時47分
-
237歳急逝の元MLB左腕、死因は“薬物中毒”か 衝撃の報告書「口に白い物質」「吸引器具」
Full-Count / 2025年1月15日 10時14分
-
3大谷翔平が「韓国語であいさつしてくださって…」ドジャース加入キム・ヘソン「応援の言葉をもらった」
スポニチアネックス / 2025年1月15日 8時50分
-
4イチロー氏の“107”に不安要素 殿堂入り確実も…米名物記者が指摘「単打を量産」
Full-Count / 2025年1月15日 14時40分
-
5大谷翔平&山本由伸…佐々木朗希にもフラれたヤンキース「日本人離れ」の深刻理由
東スポWEB / 2025年1月15日 12時28分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください