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「進化は止まらない」決勝5発の大津が26年ぶりの九州新人戦制覇!

ゲキサカ / 2015年2月17日 21時20分

 後半は国見もよく押し返していた。酒井やMF内藤総也(2年)のボールキープから敵陣でアタックする回数を増やしたが、大津GK前田勇矢(1年)が守るゴールを破ることはできず。逆に大津は13分に連続攻撃から最後はPAのこぼれ球を坂田が右足で打ち抜いて4-0。35分には左サイドをMF鶴崎大詩(1年)と杉山のコンビで崩すと、杉山のラストパスを吉武が身体ごとゴールへ押し込んでゴールラッシュを締めた。

 昨年の全国高校総体準優勝メンバーである野田や一美、河原、DF大塚椋介(2年)を残し、昨年怪我に悩まされた10番MF吉武も復活。大津は今大会開幕前から前評判が高かった。予選リーグこそ、1勝1分1敗と足踏みしたが、準々決勝で長崎総合科学大附高(長崎1)を3-1で破り、準決勝では河田の劇的な決勝点によって鹿児島実高(鹿児島1)に2-1で逆転勝ち。「鹿実戦は後半オウンゴールで失点して厳しい時間帯もあったんですけど、それでも逆転できたのが今の自分たちの強みなのかなと思います」と野田が説明したチームは決勝で5ゴールを奪って国見を圧倒した。野田は「(決勝では)前半幸先よく3点獲れて、後半は相手じゃなくて、自分たちのサッカーの質をもっと高めてやろうという話ができて2点追加点獲ることができたんですけど、まだまだやらないといけないことがあると実感しました。自分たちの目標は県内3冠であったり、日本一なので進化を止めてはいけない。自分たちは全然強くないんで、もっともっと謙虚になってやっていかなければいけない」。26年ぶりの新人戦九州王者となった大津のターゲットは県内3冠、そして初の日本一。満足することなく謙虚に、次の目標へ向けて進化を遂げる。

(取材・文 吉田太郎)

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