[EL]決勝T開始…1回戦第1戦、日本人所属クラブは1分3敗

　ヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメントが19日にスタートした。グループステージを勝ち上がった24チームと、欧州CLから回った8チームが激突。タイトルを目指して、火花を散らす。

　日本人選手の所属するチームは、4チームが進出。日本代表DF長友佑都の所属するインテル(イタリア)は、敵地でセルティック(スコットランド)と対戦。MFジェルダン・シャキリや、FWロドリゴ・パラシオの2発によって、前半だけで3得点を奪ったインテルだが、その前半に2失点を喫すると、終了間際の後半アディショナルタイムに失点。アウェーゴール3発を奪ったものの、第1戦をドローで終えた。なお、長友は負傷のため、メンバー外だった。

　FW南野拓実の所属するザルツブルク(オーストリア)は、敵地でビジャレアル(スペイン)と対戦し、1-2で敗れた。前半32分に先制弾を許すと、後半に入りPKで追いついたが、同9分に再び勝ち越しを許した。南野はメンバーに入っていなかった。

　FW久保裕也がフル出場したヤングボーイズ(スイス)は、ホームでエバートン(イングランド)に1-4で完敗。FW田中順也が途中出場したスポルティング・リスボン(ポルトガル)は、敵地でボルフスブルク(ドイツ)に0-2で敗れた。

　有力チームでは、ローマ(イタリア)がホームでフェイエノールト(オランダ)と対戦。前半22分にFWジェルビーニョのゴールで先制に成功したが、後半10分に追いつかれ、1-1で引き分けた。同じイタリアのナポリは敵地でトラブゾンシュポル(トルコ)に4-0で大勝。トリノ(イタリア)とビルバオ(スペイン)は2-2で引き分けている。

　2連覇を狙うセビージャ(スペイン)は、ホームでボルシアMG(ドイツ)と対戦し、後半25分のMFビセンテ・イボラのゴールによって、1-0で勝利。リバプール(イングランド)は、後半40分にFWマリオ・バロテッリがPKを決めて、1-0で先勝した。

　第2戦は26日に行われる。

以下、1回戦第1戦結果
(2月19日)
ヤングボーイズ 1-4 エバートン
トリノ 2-2 ビルバオ
ボルフスブルク 0-2 S・リスボン
ドニエプル 2-0 オリンピアコス
トラブゾンシュポル 0-4 ナポリ
ローマ 1-1 フェイエノールト
PSV 0-1 ゼニト
オールボー 1-3 クラブ・ブルージュ
アンデルレヒト 0-0 ディナモ・モスクワ
リバプール 1-0 ベシクタシュ
トッテナム 1-1 フィオレンティーナ
セルティック 3-3 インテル
ギャンガン 2-1 ディナモ・キエフ
ビジャレアル 2-1 ザルツブルク
アヤックス 1-0 レギア
セビージャ 1-0 ボルシアMG
　
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