G大阪ユース、C大阪U-18に「中学生の日本代表」が大善戦。未来への希望を示す!!
ゲキサカ / 2015年2月23日 7時57分
2017年のU-17W杯を目指すチーム“ゼロゼロ・ジャパン”、U-15日本代表候補の活動が2月20日から大阪府内にてスタートした。
2000年生まれ以降の選手で構成される同チームは22日、地元のG大阪ユース、C大阪U-18との2連戦を実施。午前の試合でBチームだったG大阪を3-2で破ると、午後の試合でAチームのC大阪にも堂々たる戦いぶりを披露。1-3で敗れたものの、可能性を感じさせる好内容だった。
今回の合宿は、候補となる50名以上の選手たちを東西2度(西日本=2月20日~23日、東日本=2月27日~3月2日)のキャンプに分割。3泊4日のショートキャンプの中で高校生とのスパーリングも実施しつつ、選手の見極めに主眼を置くものとなった。「大きい枠から絞り込んでいく段階」(森山監督)である。このため、「代表に生き残るためには“結果”が必要だと思っていた」(FW桂陸人=広島ジュニアユース)と、選手側も闘争心をかき立てられながら試合に臨んでいた。
22日午前のゲームでは、まずG大阪ユースのBチームと対戦。早生まれのGK1名を除いて全員が中学2年生ということもあって敗戦も想定しながら臨んだゲームだったようだが、そうした予想を超えて選手たちは躍動した。開始3分にして、ゴール前で粘ったFW三国ケネディエブス(青森山田中)が「ああいう泥くさいのは得意なんです」というシュートを叩き込んだのも大きかったのだろう。その後、DFのオウンゴールなどで逆転を許すも、前半終了間際に三国の絶妙なクロスから、MF菅原由勢(名古屋U15)がしっかり合わせて2-2の同点に追い付く。
メンバーを総入れ替えした後半に入っても日本の流れは悪くない。「ミスしてもええんやから、アグレッシブに行け!!」という森山監督の声を背に受け、体格的に劣る中でも個々が攻守で勇気あるプレーを見せて対抗。そして迎えた後半40分、MF喜田陽(C大阪U-15)の縦パスから、FW日高智也(大分U-15)が粘って、最後はMF吉岡涼斗(ソレッソ熊本)がゴール。見事に勝ち切ってみせた。
そして午後の試合では、U-18年代日本一のチームであるC大阪U-18と対戦。さすがに力の差がある中での戦いであり、立ち上がりから続けざまに決定機を作られるなど苦しい試合となった。だが、DF福島隼斗(松橋中)が懸命なカバーリングを見せるなど、崩されながらも最後まで足を出し、粘り強く対抗。CKから2失点となってしまったが、流れの中からの失点は許さずに前半を終えた。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
後半ATに川村求(横河武蔵野FC)が決勝弾!U-15世代東西対抗メニコンカップは打ち合いを制したEASTに軍配
ゲキサカ / 2024年9月16日 18時10分
-
[関東ROOKIE LEAGUE]プリンス関東1部・横浜FMユース戦で先発、初ゴール記録の注目株。鹿島学園左SB中原瀬那が1年生同士の戦いで存在感
ゲキサカ / 2024年9月10日 9時57分
-
U-15日本代表候補の技巧派レフティMF大石櫂が失わない力や展開力発揮。浜松開誠館で積み重ね、“もっといい選手”“欠かせない選手”へ
ゲキサカ / 2024年9月5日 20時8分
-
U-15日本代表候補が1、2歳年上の尚志高に挑戦。プレスの速さなど体感したことを今後の糧に
ゲキサカ / 2024年9月4日 1時12分
-
ライバルたちとの真剣勝負。U-15日本代表候補の3チームと尚志高がリーグ戦を実施
ゲキサカ / 2024年9月4日 0時25分
ランキング
-
1大谷翔平の50号記念球 一度はつかんだのに…奪われた高校生「今日は僕の18度目の誕生日だったのに」
スポニチアネックス / 2024年9月20日 11時35分
-
2【大谷翔平と一問一答(1)】初のPS進出決定「米国に来てから夢に見てた舞台。自分にとっても凄く大きい」
スポニチアネックス / 2024年9月20日 9時22分
-
3大谷翔平、自身初の3打席連発 50-50達成直後に快音…6安打&自己最多10打点の大暴れ
Full-Count / 2024年9月20日 8時32分
-
4大谷翔平の偉業で…敵右腕が粋な“違反行為” 気遣いにファンが続々感謝「感動した」
Full-Count / 2024年9月20日 13時44分
-
5「今、翔平は裸です」歴史的偉業を成し遂げた大谷翔平に起きた“珍事”現地実況がユーモア交え紹介
スポニチアネックス / 2024年9月20日 12時35分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください