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3試合連続延長戦制す!清水桜が丘が現校名で初の新人戦制覇:静岡

ゲキサカ / 2015年2月23日 17時17分

 反撃する静岡学園は後半3分に左CKから加納が決定的なヘディングシュート。5分にはセカンドボールに反応した左SB小宮嶺(2年)の右足シュートがクロスバーを叩く。その後もボールを握る静岡学園は、再三のボール奪取とミスのないパス捌きが印象的だったMF鹿沼直生(2年)を中心に徐々に球離れが良くなり、ショートパスが繋がるようになった。だが、最終局面で清水桜が丘が見せる強さと集中力はさすが。ボランチのMF出水大智(1年)が空中戦で強さを発揮し、杉本や水野滉が豊富な運動量で局面に現れる。PA前に並ぶ水野歩、石井、大森、左SB横山望(2年)の4バックは背後を取られることなく、入ってきたボールは確実にクリア。着実に時間を進めて行く。

 清水桜が丘は35分にカウンターの仕留め役を担う山田がターンからの右足シュートでゴールを襲うなど、突き放すチャンスを作ったが、試合を決めることができない。対する静岡学園は、後半30分に投入されたMF白川大吾廊(1年)がキープ力を活かして崩しに怖さを加える。そして執念を見せる静岡学園は37分、小宮の左CKを加納が頭でゴールへ叩き込んで同点に追いついた。

 3試合連続となる延長戦へ持ち込まれた清水桜が丘だったが、スーパーゴールで再び静岡学園を突き放す。延長前半6分、右サイドから杉本を経由して左サイドへ運ぶと、長田が胸コントロールからボールの落ち際を左足で叩く。強烈な一撃は逆サイドのゴールネットへズドン。長田のこの日2点目となるゴールで清水桜が丘が再びリードを奪った。

 静岡学園は直後に旗手が右ポストを叩く右足シュート。延長後半9分には小宮のループパスに旗手が反応したが、ボールはGK長倉駿介(2年)の胸に収まった。静岡学園は終了間際にも右SB福原涼太(1年)の折り返しをCB戸松剛志(2年)が右足で合わせたが、枠上へと外れて試合終了。頂点に立った清水桜が丘の長田は「(今後も)しっかりと油断せずにやっていきたい」。歴史に新たな1ページを加えた伝統校。次は清水桜が丘として初の全国を目指す。

(取材・文 吉田太郎)

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