[UAチャレンジカップ]明秀日立が0-2から追いつき、創造学園にPK戦勝利
ゲキサカ / 2015年3月27日 6時26分
[3.25 UAチャレンジカップ7位決定戦 創造学園高 2-2(PK6-7)明秀日立高 富士緑の休暇村]
日韓の強豪8チームが参加した「第7回アンダーアーマーチャレンジカップ2015 SPRING」は大会最終日の25日、順位決定戦を行い、7位決定戦では創造学園高(長野)と明秀日立高(茨城)が激突。2-2で突入したPK戦の末、明秀日立が7-6で勝って7位となった。
創造学園は柏日体高との初戦を1-0で制し、一方の明秀日立は今大会の優勝校である彦南高(韓国)との初戦で2-2のドローと健闘を見せていた。だがその後はともに怪我人の影響や、勝負どころで踏ん張れない試合が続いて結果が出ず。決勝トーナメント進出を果たすことができなかった。
それでも今大会最終戦で創造学園は高い位置からのプレス、スピードのある攻撃からチャンスをつくり出す良さが出てMF前谷朋宏(新2年)が2得点を挙げた。一方の明秀日立もMF吉田知樹(新3年)やFW石井悠斗(新3年)といったドリブラーたちが奮闘。ここまでやや欠けていた頑張りの部分も発揮され、2点ビハインドから吉田とFW池田有輝(新3年)のゴールで追いついてPK戦で勝利した。
創造学園の最終ラインで印象的なプレーを見せたCB北原真人(新3年)は「良かった面は攻撃陣はパスワークはとても得意なので、パスでどんどん崩していくというところはできたと思うんですけど、やっぱり守備面では自分も含めて対応が悪かったり、声を出せないところもあった。守備面と攻撃面で差が出たと思います」。そして「団結を深めてリーグ戦(プリンスリーグ)で結果を残して、インターハイでも全国に出られるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
一方、最終戦を白星で飾った明秀日立の石井は「初戦はいい形で入れたんですけど、その後の試合で決定力不足で相手に決められて、ビハインドでずっと追いかける形になって負けてしまう試合が多かった。そこを改善していきたい」。そして12年以来の全国大会出場へ向けて「個人としてもチームとしても改善できるところを改善して、自分も努力して切磋琢磨して取り組んでいきたい」と誓っていた。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第7回アンダーアーマーチャレンジカップ2015 SPRING
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