ハリル流意識改革に感化される岡崎「気持ちが伝わる」
ゲキサカ / 2015年3月26日 21時58分
バヒド・ハリルホジッチ監督による意識改革は着実に進んでいる。報道陣に公開された前日練習ではフィールド選手が12人ずつ2組に分かれてミニゲームを行った。ハーフコートにゴールを4つ設置しての変則式だったが、タッチ数が制限される中、小気味いいパス交換からゴールを目指した。
FW岡崎慎司(マインツ)は「狭い(スペースの)中でも少ないタッチ数の練習が多い」と、“ハリル流トレーニング”の特徴を口にしたうえで、「分かっていても、ああいう速いサッカーは難しい。根本から変えていかないといけない」と、その習得に苦労しながらも貪欲に取り組んでいる様子だ。
日本代表はこれまでポゼッションを重視し、ボールを大事につなぎながら攻撃を組み立てるサッカーを志向してきた。しかし、ハリルホジッチ監督は1タッチ2タッチでのダイレクトプレーを使ったスピード感のある攻撃を目指しており、練習でもその意識付けがメインテーマとなっているようだ。
「自分たちはずっとポゼッション型でやってきたし、意識付けるにしても、そう簡単には意識できない。所属チームに帰ってからも意識してやることが大事だし、そのメッセージを監督側から伝えるというのがこの10日間のテーマだと思う」。岡崎は指揮官の意図をそうくみ取った。
全体練習後はFW登録の7選手を集め、ハリルホジッチ監督が自らボールを出してシュート練習を行った。「気持ちが伝わるし、自分たちを変えようとしてくれている。自分たちも強くなりたいし、監督も強くしたい(と思っている)。簡単には身に付かないけど、そこにトライすることが大事」。要求の高さは期待の裏返しでもある。日本代表を強くしたいというハリルホジッチ監督の思いに感化されるように、岡崎は決意を強めていた。
(取材・文 西山紘平)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
スペインと日本の“大きな違い”とは? 東大サッカー部FW、バルセロナ単身武者修行で受けた衝撃【インタビュー】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月20日 8時30分
-
[MOM4765]名古屋U-18FW大西利都(2年)_プロ野球選手だった父から「アスリートとしての在り方」を学ぶスピードスターが1試合2得点で勝利を呼び込む!
ゲキサカ / 2024年7月15日 8時35分
-
「まず守備から」の尚志が市立船橋を4-1撃破。“好循環”の連勝で地元開催のインハイへ弾み
ゲキサカ / 2024年7月6日 22時59分
-
Jでパスサッカーは廃れたのか? “2強”川崎、横浜FMが低迷…「堅守速攻型」躍進との関係性は【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月6日 7時10分
-
[MOM4756]大津MF嶋本悠大(3年)_2発に加え、PK獲得。注目ボランチが“基準”の質と強度、得点力も示す
ゲキサカ / 2024年7月2日 9時34分
ランキング
-
1柔道・永山竜樹が笑顔なき銅メダル 不可解判定で敗戦→3位決定戦で完勝 言葉詰まらせ「目標は金メダルだったので…正直きつかった」
THE ANSWER / 2024年7月28日 1時10分
-
2日本メダル1号は金!48キロ級・角田夏実が初五輪で涙の頂点 夏季五輪通算500個目メダルのメモリアル
スポニチアネックス / 2024年7月28日 1時3分
-
3“はりひな”混合ダブルス初戦敗退に列島がショック 「立ち直れん」「寝れないかも」「うそだろ」
スポニチアネックス / 2024年7月28日 0時45分
-
4【ハンドボール男子】日本がクロアチアに惜敗 残り0秒決勝点献上 日本前監督率いる因縁対決善戦も
スポニチアネックス / 2024年7月27日 22時36分
-
5【パリ五輪】モンゴル代表衣装は「レベチ」 CNNは「優勝」、ネット絶賛「めちゃくちゃカッケエエ」
J-CASTニュース / 2024年7月27日 17時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)